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速報 埼玉県公立入試倍率

 埼玉県公立入試出願者数・倍率
 間もなく県教委から正式発表があると思われるが、取り急ぎ資料3点作成してみた。

 普通科(コース除く)の倍率上位校(1.3倍以上)は次のとおり。
 倍率1.5倍は、3人中1人は不合格ということ。第二位四捨五入を含め10校がこれに該当する。なかなか厳しい戦いだ。
 倍率1.33倍は、4人中1人が不合格ということ。13校がこれに該当。
 ●普通科(コース除く)の倍率上位校
 20190219普通科倍率上位校

 学校選択問題採用校の倍率は次のとおり。
 複数学科(普通科と理数科、普通科と外国語科)がある場合は、「相互に第2希望を認める」という形になっているので、該当する学校の受験者は、両方の倍率を見ておく必要がある。
 ●学校選択問題採用校の倍率
 20190219学校選択問題採用校倍率修正

 最後に普通科の定員割れ校。
 志願先変更の際の参考資料だ。過去データから、0.9倍超の学校は志願先変更により定員に達する可能性が高い。
 ●普通科(コース)定員割れ校
 20190219普通科定員割れ校(コース)

 以上、速報でした。

埼玉県公立入試、出願結果(倍率)を見てみる

 今日は埼玉県公立高校入試の出願日。
 電車での移動が多かった私は、たくさん中学生の姿を見かけた。

 私立はインターネット出願が主流になりつつあるが、公立は昔ながらの窓口出願。
 県側がネット出願システムを用意するのは難しい話ではないが、受験生側のネット環境が問題となる。
 「パソコンありません」、「インターネットつながってません」、「クレジットカード持ってません」。そういう人が限りなくゼロに近づかないと実行できないのが、公立のやっかいなところだ。

 しかし、窓口出願にも良い点はある。
 すでに説明会などで行っているとは思うが、今回、出願に行けば、試験当日迷わず行けるだろう。予行演習だ。
 それに、実際に訪れれば、「よし、頑張るぞ」、「絶対に受かるぞ」と、改めて心に誓うこともできるだろう。ネットでポチっとやったんじゃ、こうはならない。

 出願は明日(19日)もあるが、午前中までであるから、ほとんどが今日中に出願したと思われる。
 今日現在の出願者数は、各自ご確認いただこう。
 ↓
 彩の国さいたま公立高校ナビゲーション

 ●主な普通科校の倍率
  市立浦和 1.91
  浦和西   1.67
  越谷南   1.56
  川口市立 1.55
  越ヶ谷   1.55
  川越女子 1.49
  所沢北   1.49
  所沢    1.49
  蕨      1.47
  浦和    1.44
  川越南   1.44
  市立川越 1.41
  大宮    1.39
  川越    1.39
  浦和南   1.38
  春日部   1.36
  浦和一女 1.35
  不動岡   1.33
  川口北   1.28
  熊谷    1.25
  和光国際 1.23
  熊谷女子 1.16
  越谷北   1.06
  熊谷西   1.01
  春日部女子 0.97
 
 以上、普通科のみ(「学校選択問題」採用校)まとめてみた。
 前述したように、明日もう一日ある。また、その後変更期間があるが、大きく動くことはないので、かなり確定に近い数字と見て差し支えないだろう。

 ※訂正
 「普通科のみ(学校選択問題」採用校)まとめてみた」の部分。正しくは「普通科のみ(学校選択問題採用校)中心」まとめてみた」です。ご指摘いただいた読者様、有難うございました。
 越谷南・川口市立・市立川越・浦和南あたりは、倍率も高く皆さんの注目度も高いと思われるので、データに含めました。 

みんなで英会話となった理由は実に簡単だった

 今日は日曜日だし、頭を使わず簡単に答えの出る話にしよう。
 「グローバル化とは何か?」

 えっ、難しいじゃん。
 いやいや、こんなの簡単。
 答え「アメリカ化」。

 これが正解である証拠に、みんなでこれからは英語だ、英会話だと言ってるじゃないか。「グローバル化」が「アメリカ化」じゃなければ、ドイツ語もフランス語も中国語もロシア語も、みんなやらなければならない。でも、英語だけでいい。「グローバル化」イコール「アメリカ化」だから。

 戦後の日本の教育は一貫して「アメリカ化」だった。そういう言い方はしなかったが内容的にはそうだ。
 表立って言えなかったのは、戦後数十年にわたって世界は冷戦構造にあったからだ。アメリカには社会主義・ソ連という強力なライバルがいた。日本にも社会主義・ソ連を支持する人々がいた。

 1991年、ソ連が崩壊し冷戦が終結した。冷戦の戦勝国はアメリカだ。さあ、これからは正々堂々「アメリカ化」だ。
 だが、待てよ。ちょっと露骨過ぎないか。
 そうだ、「グローバル化」だ。

 はい、これで「グローバル化」の時代だからみんなで英会話となった理由が分かりました。

再び言う、タイムカードじゃダメなんだよ

 だからさ、タイムカードじゃダメなんだ、って。

 以下、産経新聞からの引用―
 県教育委員会の小松弥生教育長は15日の記者会見で、教員の働き方改革の一環として導入を目指している県立学校へのタイムカード導入について「来年度予算案の中で改めて盛り込んで説明させてもらいたい」と述べ、改めて意欲を示した。県議会の最大会派、自民党県議団の反発で実現していないが、県教委は平成32年2月の全校一斉の導入を目指す。
 タイムカードの導入は今年度予算で当初、5年間で総額1億4400万円を計上していた。新年度予算案ではICカード発行を業者への委託から県教委に切り替えるなどして約5千万円減額し、総額9530万円とした。
 小松教育長は会見で、労働関連法制の改正や文部科学省による公立学校の教員の勤務時間の上限に関するガイドライン制定などに言及し、「教職員の出退勤時刻の客観的な把握が必要だ」と導入の意義を強調した。
―引用、ここまで。

 ちょうど1年前にも、この話、書いている。 →今さらタイムカード導入してどうする
 企業では半世紀前からタイムカード使ってるでしょ。でも、長時間労働なくならない。それで今、働き方改革って話になっているのに、今さら導入してどうすんのよ。というお話。  
 
 小松弥生さんは文部科学省出身だから、古巣の方針には好意的・肯定的なんでしょう。気持ち分かります。私も公立教員出身だから、公立学校や先生方には協力的だからね(そうでもないだろうの声もあり)。
 それと、何かをやるとき「では、とりあえず調査を…」というのもお役人らしいやり方。

 調査は悪くない。
 私も結構調査好き、統計好きな方だ。
 記録を取っておかないと、何時間だったものが何時間に減りましたということが検証できないから、まあ、これはいいことにしよう。ちょっと金がかかり過ぎだけど。

 でもね。何年もかけて調査をして、「はい、こんな結果が出ました」「さて、どうしましょう」じゃ、遅いんだよ。その間にも、体を壊したり精神をやられたり、下手すりゃ命を失ったりする教員はいるわけだよ。そっちを真剣に考えてくれ。

 どうしてもタイムレカード入れたいっていうなら、仕方ない、それは認めよう。
 その上で。
 同時並行で、先生の仕事を簡素化・合理化する方法を即実行してもらおうじゃないか。

「保体」を入試に入れれば体力が向上するってことで、いいかな

 しつこいようだが、教育課題を入試で解決しようとするんじゃない
 (昨日の「都立高校入試に英語スピーキング導入」の続き)

 入試に組み込むことが特効薬(万能薬かな?、ま、どっちでもいいや)なら、子供たちの体力低下は「保体」を入試に入れることで解決できる。モラルやマナーの低下は「道徳」を入試科目に入れることで解決しよう。男子をもっと家事や育児に向かわせるために「家庭」を入試科目に入れよう。

 な、いいアイディアだろ。
 こんなんで課題が解決できるんだったら、教育なんてチョロいもんだ。
 私はそう思っちゃいないが、そういう考えの人々が世の中にはいるらしいな。

 2022年度からというから、まだ時間がある。引き返すなら今のうちだ。
 スピーキング導入でどうなるか。
 答えは簡単だ。
 「入試用スピーキングの達人」が生まれるだけだ。テスト対策としてのスピーキングに長けた子という意味だね。

 別にスピーキングがどうでもいいとは言っていない。
 英語が自由に話せたら、外国人と上手にコミュニケーションできたら、世界が広がると思うよ。
 町で外国人を見かけたら、それが夕飯時の話題になったのは私たちの時代だ。一生に一度は外国旅行に出かけてみたい(無理だろうけど)と思ったのも私たちの時代だ。
 そんな私だから、「英語なんか喋れなくたって、困らないよ」と平気で言ってのけるが、これからはそうも行くまい。
 だからスピーキング結構。

 ただ、入試科目に入れた途端、「入試用スピーキング」、つまり入試にしか通用しないスピーキングになるんだが、それでいいの?

 東京都のことは都民の皆さんが決めることだから、これ以上は言わないが、もし埼玉県教委がこんな愚策を持ち出したら、黙っちゃいないぞ。
 って、すでに十分言っているが。

東京都が高校入試にスピーキングを導入、で、誰が教えるの?

 東京都が、現在の小学6年が受験する2022年度都立高入試から、英語のスピーキングテストを導入するようだ。
 来るべき大学入試改革の高校版というところか。

 報道によれば、都教委の依頼を受けた民間団体が独自に開発して実施するテストを都内の公立中3年全員が受け、その結果を入試選抜に利用するということだ。公立高校入試で全受験生に独自のスピーキングテストを課している都道府県はなく、初めてのケースとなる。

 たぶんこのような流れになると予想していたが、やはり来たか。

 私は、教育課題を入試によって解決しようという考え方には、以前から反対している。
 高校入試にスピーキングを入れれば、中学校の学習でもスピーキングに力を入れるようになるだろうという考え方は、一部理解できるところもある。
 たしかに、教育内容も教育方法も変わるだろう。だが、いつもそうだが、「誰が教えるのよ?」という問題に明確な答えを出していない。

 塾なのか、英会話教室なのか、アプリなのか。いずれにしても公立中学校ではないのは確かだ。だって、そのための人的資源を供給するという話は出ていないから。
 現職の中学校英語教員をどんどん海外語学研修に出すとか、常勤のネイティブスピーカーを全校全学年に2,3人ずつ配置するとか、そういうプランはない。

 もしかして、民間企業のビジネスチャンス拡大に力を貸してくれてる?
 まあ私は、こっち側にいる人間だから、それでもいいけど。

 教育課題。
 この場合は、英語によるコミュニケーション力(会話力、スピーチ力)不足を解決しようということだが、教育課題は基本的には、中学校教育や高校教育の中で解決しなければいけない
 入試を変えて教育を変えるんじゃなく、教育が変わり、その結果入試が変わるというのが本来の順序だろう。東京都は都内私立高入試への活用や他県との連携を考えているようだが、余計なことはやめてほしい。

池江選手、白血病公表に思ったこと

 桜田義孝五輪担当相、水泳の池江璃花子選手の白血病公表を聞き、「がっかりした」。
って、お前、根っからのバカだな。ITに弱いのは許してやってもいいが、これは完全アウト。

 で、 バカっぷりでほぼ同格なのが、立憲民主党・蓮舫副代表で、国会での追及をにおわせている。また、揚げ足取りか。桜田氏に大臣の資質がない? お前が言うな。

 東京五輪でメダルが取れない。いや、それどころか出場さえ無理だろう。が、そんなことはもはやどうでもいい。
 白血病だ。
 国会でやるなら、そっちだろう。

 白血病について調べてみた(ネットレベルだが)。
 ドナー登録についても調べてみた。
 こんな資料が見つかった。

 ドナー登録者推移

 ドナー登録者総数は増えているが、これは累計数値なので、有効登録者数の方が問題だ。こちらは頭打ち。
 新規登録者(これも停滞ぎみ)が増える以上に、年齢制限(55歳)などによる取消者が増加しているのが大きな原因だ。
 政治(国会)がやるなら、そういう話だろう。

 もちろん、国会や議員に任せっぱなしではいけないわけで、われわれ一人一人が行動しなければならない。
 骨髄バンクへの問い合わせが多数あったようだから、何かできないか、何かしなければと考えた人が世の中には大勢いるということだ。
 悲しいかな年寄りの私にできることは少ないが、絶望している場合ではない。





中学生に「腹をくくる」ことを教えたいが、自信がない

 受験当日に持って行くのは、受験票と筆記用具と弁当。それだけだ。

 教科書とかノートとか単語帳とか、考えればいろいろ出てくるが、たぶん使う場面はないだろう。家においていけ。
 それらが必要なのは前日までだ。

 最後まで粘る
 それはいいことだ。しかし、その粘りは直前にではなく、50分の試験時間の中で発揮しろ

 と、まあ、私ならこんなふうにアドバイスするだろうという話だ。
 もちろん、中には、覚える云々じゃなく、とにかく何か見ていないと落ち着かないという子もいるかもしれないので、無理にとは言わないが、「あきらめない」とか「粘る」ということ勘違いしないで欲しい。

 「腹をくくる」。
 これが出来ると、人生ずいぶん楽になると思うのだが、案外難しい。
 どうしたら「腹をくくる」ことが出来るのか。

 えーい、どうにでもなりやがれ。結果なんて、どうでもいいや。
 これなら「腹をくくる」ことなく出来る。
 要は、結果にコミットしないということだ。

 「腹をくくる」には、すべての結果、たとえそれが自分にとって好ましいものではなかったとしても、全部受け入れる。そういう覚悟が必要だ。
 結果がどうでもいいと言っているのではない。結果は結果として、事実は事実として受け止めなさい。そういう人間になりなさい。

 私は長いこと人間をやっているが、いまだその境地に達していない。「腹をくくる」とは、それほど困難なことだ。ただ、そうありたいと努力はしている。

 さて、中学生に「腹をくくる」をうまく説明できるだろうか。
 私は自信がないが、先生方なら大丈夫だろう。

中学生の考える「みんな」が本物の「全員」につながる時代

 「中学生にとって世界とは半径500m圏内である」
 それ、誰の言葉?
 私だよ。私は前からそう言っている。

 たまに家族旅行や部活の試合で遠出することはあっても、行動半径は基本500mか、せいぜい1㎞。
 もちろん、ここで大事なのは数字ではなく、世界が狭いという意味だ。

 かれらはよく「みんな」と言う。
 みんなやってる。みんな持ってる。みんな知らない。
 この場合の「みんな」は、もちろん言葉本来の意味での全員ではない。自分と付き合いがあるクラスや部活の友達、あるいは現実に視界に入っている人達のことである。まあ、人数にして5、6人。それでも、かれらにとっては、それが「みんな」である。

 かれらの言う「みんな」は、大人用語で言う「仲間内」程度のものであるが、未熟なかれらにとって、それが「全員」であり、それが「世界」である。

 かれらは、「みんな」に認められようとする。「みんな」に受けようとする。それで、時にバカげた行動をしてみせる。
 「オレ、やってやったぜ」
 まあ、このあたりは昔の若者も今の若者も大差はない。

 しかし、ここにTwitterだのInstagramといった、新たな道具が登場した。
 かれらにとっての「みんな」は、「仲間内」であるから、TwitterやInstagramの向こうにいるのも所詮は「仲間内」である。
 だが、実際にその向こうにいるのは、かれらの想像力をはるかに超えた本物の「全員」であり、本物の世界である。

 半径500mに生きるかれらに、それを教えるのは難しいことだが、この時代を生きるかれらには、ネットやSNSの世界の恐さを知らせてやらなければならない。

 半世紀前、われわれにとって道路は遊び場だった。車の恐さなんてものは教わる必要はなかった。しかし、今に生きるかれらには命を守るための必須知識だ。時代によって、教えるべきことは変わる。

 くら寿司やセブンイレブンのバイトによる動画炎上騒ぎを見て、そんなことを考えた。

受験生の不安、解消できないが軽減はできそうだ

 直前に猛練習はないでしょう
 これ、スポーツの話だけど、勉強(受験)もたぶん同じ。

 私は、実際に受験生を指導する立場にはないので、もし目の前に指導すべき受験生がいたらという話だが、2週間前あたりから全体的にはスローダウンして、10日前ぐらいに1回グッと力を入れて、残り1週間はゆったり、と、まあそんな感じかな。

 最後まであきらめるな
 誰もがそう言うし、私もそう思う。
 だから、直前の勉強量は抑えめにしたほうがいいというのは、「今さら、どうあがいても無駄だからあきらめろ」というのではなく、試験当日、最高のパフォーマンスを発揮するための作戦だ。

 目安は、ピーク時の70%ほどの勉強量。
 本当は50%でもいいと思うが、「やらないことへの不安」が大きくなり過ぎてもいけない。

 「先生、落ちたらどうしましょう?
 まあ、それを考えておけば合格の可能性が上がるっていうなら、考えなくちゃいかんな。先生は、落ちた時のことは落ちてから考えればいいと思うけど、よし分かった。そんなに心配なら、明日まで考えておいてやろうじゃないか。その代わり、受かった時のことを考えておいてもらおうか。
 だって、そうだろう。可能性としては落ちるか受かるかしかなくて、そのどっちかが現実になるわけだから、両方考えておかなきゃいけない。先生は落ちた方、お前は受かった方だ。明日またおいで。。

 と、はるか昔の経験を語ってみたわけだが、たびたび高3生を担当した私が得た結論は、「受験生に激励(の言葉)は不要」ということだ。特に直前の受験生には。
 「ガンバレよ」は、言ってもらって嬉しい反面、期待に応えなきゃいけなというプレッシャーになりかねない。もちろん、子供の性格にもよるわけだが、受験指導のプロとしては、もうちょっと高度な戦術を使いたい。

 間際になって、なんだかんだとまとわりついてくる子は、何か言ってもらいたいんじゃなく、何か聞いてもらいたいんだよ。きっとそうだ。
プロフィール

梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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