負けた選手に「よく頑張った」なんて言えるか

 自分がやったわけじゃないが、オリンピックは疲れたよ。
 ただ見てるだけでそうなんだから、地球の反対側まで行って戦ってきた選手たちは、本当にご苦労なことだ。

 さて。
 日本中は、過去最高のメダル数に沸いているが、考えてみるとメダルを手にできなかった選手のほうが多いわけだ。これは何も日本だけの現象ではなく、世界的に見てそうなのだ。なにしろ団体競技を別にすれば、メダルを獲れるのは全出場者中、たった3人なのだから。

 1回戦負けとか予選落ちという結果だと、「なんだよ」、「しっかりしろよ」と言いたくもなるが、出場したのは、その競技における日本のトップなのだから、ほかの誰かが出たって結果は同じかそれ以下ということだ。

 だが、私はその上で、「だらしないぞ、簡単に負けてくるんじゃない」、「もっと練習しろよ」と言いたい。
 オリンピックは学校の運動会じゃない。「負けちゃったけど、頑張ったんだからいいじゃない」と言えるのは、部活の大会までだ。

 かれらは余暇にスポーツをやっているわけではなく、ほとんど仕事としてやっているのである。
 内村君は体操以外に何かやってるの? 愛ちゃんは卓球のほかに何かやってるの?
 何もしてないよね。
 やらなくていいいんだよ。体操や卓球がお仕事なんだから。

 お仕事の世界、つまりプロの世界では、頑張ったかどうかなんて関係ないの。結果がすべて。
 感動をありがとう?バカ言え。

 予選落ちした選手たち、1回戦負けした選手たち。
 東京ではしっかり結果を出してもらおうじゃないか。

なぜ「絶対にやってみせる」と言わない

 社内にいると、いろんな営業マンが訪ねてくる。
 今日も、どこぞのバカ営業マンがふらっとやってきた。

 「近くまで来たものですから、ちょっとご挨拶に」って、ふざけるな。仕事の邪魔すんじゃないよ。話があるんならアポ取って来い。
 でもって、「近々セミナーがあるので、よろしければ」とか言って、チラシを置いて行く。仕事の邪魔して、あげくに紙くずまで残して行くのかよ。

 もう一人。朝方やって来たクソ営業マンもひどかった。
 パソコンが故障したので、修理を頼んでいるのだが、「一応、いま調べていますが、直る場合と直らない場合があります」と来やがった。

 なんで必ず直すと言わない。そもそも、お前んとこで納めたパソコンだろう。
 そうか。出来なかったときの言い訳を事前にしておこうという魂胆だな。情けないヤツだ。
 
 そりゃ、必ず直すと言って、直せなかったら、「何だよ、絶対直すと言ったじゃないか」と責められるよ。
 もしかしたら、「できないかもしれない」と言っておけば、「やっぱり、できませんでした」で済むと思ってんだろう。

 甘い。
 「できるだけのことはやってみます」で納得する客もいるのかもしれないが、いま、お前の目の前のいる客は、そういうタイプの人間じゃないんだよ。

 「できるだけのことをやってみます」なんていうのは、ただの自己満足じゃないか。「俺はやれるだけのことをやったんだ」、自分がそう思えればいいんだろう。

 お客の立場に立ったら、「できます。やります。任せてください」と言え。
 もしできなかったら?
 その時は、ひたすら謝るんだよ。何を言われても耐えるんだよ。
 で、最後は、「まあ、よく頑張ってくれた。仕方ない」で終わる。それしかない。

 若い受験生諸君。
 このように、いい大人になっても、最初から言い訳を用意して事に臨む輩(やから)が多いんだよ。こんな連中は出世もできないし、成功を手にすることもできない。まして、世のため人のために何事かを成すなんていうのは、夢のまた夢だな。
 こんな大人になってほしくない。

チャンスはピンチの顔してやって来るらしいぞ

 知り合いのフデキ社長はいつも、自分は運の悪い人間だと言っている。
 そうかな。

 チャンスは誰にでも平等に訪れてると思うぞ。
 ただ、「チャンスに後ろ髪はない」と言われるように、それを迅速な行動によってつかみ取る人と、その機会を逸する人がいるだけの話だ。

 だから、フデキ社長はチャンスがつかめてないだけの話であって、別に人一倍運が悪いわけではない。

 それと、「チャンスはピンチの顔をしてやって来る」という言葉もあるね。
 チャンス到来!
 そう誰も気づくような場面が訪れれば、さすがに見逃す人はいない。ところが、意地悪な神様は、チャンスをピンチの装いで登場させる。

 しまった。失敗した。もう駄目だ。取り返しがつかない。
 よくあることだね。
 しかし、これらがピンチの顔をしたチャンスだったとしたら、人生はチャンスの連続ということになる。

 フデキ社長に聞いてみた。
 ピンチをチャンスと思ったことあるか?

 もちろん答えはノー。
 しかし、それでは、永久にチャンス到来とはならないな。

 
 私もピンチの連続で心が折れそうになることがしょっちゅうあるが、そんなときは、「ああ、これはピンチの顔をしたチャンスなんだ」と思い直すことにしよう。要は逃げなきゃいいんだ。

 フデキ社長には、いつも勉強させられるよ。

叡明高校生が参加の「南越谷阿波踊り」を見てきた

 昨日は台風の影響で荒れ模様の一日。
 午前中、用事があって花咲徳栄高校に行ったが、往復の東北自動車道では局地的な豪雨に見舞われた。昼間なのにライトを点灯し、ワイパーを最高速にしての運転。

 夕方は、昨年に続き、「南越谷阿波踊り」に行った。初参加の「叡明連」の踊りを見るためだ。「叡明連」は、越谷レイクタウンにある叡明高校の生徒による連である。
 「南越谷阿波踊り」は今年で32回目となるが、高校生主体の連が参加するのは史上初ということである。

 同校生徒は、この大イベントを陰で支えるポラスグループの協力を得て、1年前から準備を始めた。
 越谷レイクタウンに開校して2年目、市民との交流を深めたい叡明高校と、このイベントを次世代につなげたいポラスグループの願いが、今回の参加につながった。
 揃いの衣装で元気よく踊る叡明高校生は、「南越谷阿波踊り」に、新たな風を吹き込んだ。
 2016第32回南越谷阿波踊り(平成28年8月20日) (6)
 2016第32回南越谷阿波踊り(平成28年8月20日) (21)

 夜は、かつての教え子たちのクラス会に出席。
 現在、私65歳、かれら52歳。当時、私31歳、かれら18歳。
 経験に乏しく、ただただ若さと有り余る体力だけで、かれらと接していたのだ。さぞ迷惑だったろう。
 新学期、担任としての第一声。
 「今日から卒業の日まで、全員無遅刻無欠席だ。休んだり遅れたりしたら、ただじゃおかねえ。あと、校内スポーツ大会で年間総合優勝目指すぞ。世の中は体力とチームワークが一番大事だからな。そうそう、みんな受験生だったな。勉強も忘れんなよ」。
 今なら、間違いなく親からクレームが入る。

家族への感謝は、家に帰ってから

 五輪におけるメダリストのインタビュー。
 「まず、家族に感謝したいと思います」。
 一部の選手に見られた現象だが、これって変だろう。

 本心だとしても、身内は最後にしないとね。
 諸外国のことは知らんが、それが日本人の美徳ってものだ。
 感謝の順番は、遠いところから。

 まず、テレビの前で応援してくれた皆さんや、会場で声援してくれた皆さんに感謝。本当のところ、大した力にはなっていないのだが、テレビのインタビューということを考えたら、これが最初。
 
 次に、スタッフや関係者の皆さん、監督や指導者、チームの仲間と来て、最後にお父さんやお母さん。こういう順番だ。
 家族への感謝は、家に帰ってからゆっくりやってくれ。

 まあ、マスコミは「亡き父」とか「亡き母」が大好物で、そういう方向に誘導したがるわけなんだが、それに乗せられてはいけない。

 私を含むテレビの前のファンなんてものは、ルールも理解していないし、選手の名前だって初めて知ったという程度で、実にいい加減なものなんだが、前にも書いたように、プロのスポーツにとって、ファンや観客は欠かせない存在なんだ。大事にしなくちゃいけない。
 メダルを獲るようなトップ選手は、特にそのあたりを自覚してもらいたい。

吉田がとらせた金メダル

 リオ五輪・女子レスリングで、4連覇を狙った吉田沙保里は惜しくも銀メダル。
 一方、ベテラン伊調馨ほか、若手3人が金メダルを獲得した。

 若手3人は、吉田を見て育った。吉田を目標にしてきた。吉田の存在がなければ、今の彼女たちの活躍はなかっただろう。

 2004年アテネ五輪。吉田は初めて金メダルを手にした(当時22歳)。
 このとき、若手3人は何歳であったか。
 48㎏級金メダルの登坂絵莉(23)は11歳、63㎏級金メダルの川井梨紗子(22)と69㎏級金メダルの土性沙織(22)は10歳。
 まだ小学生だった彼女たちは、まさか10年後、あこがれの吉田と同じマットに立つとは思わなかっただろう。

 若手3人の金メダルは、吉田がとらせた金メダルである。自らは銀メダルであったが、恥じることはない。大手を振って日本に帰ってきていい。

私立小中授業料にも補助が出る

 文部科学省が、私立小中学校に来春入学する児童・生徒がいる年収590万円未満の世帯に対し授業料を補助する方針を固めた。

 年収250万円未満の世帯         年間14万円
 年収250万円以上350万円未満の世帯 年間12万円
 年収350万円以上590万円未満の世帯 年間10万円

 私立学校も広い意味での公教育の一端を担う存在だから、補助があってもいいと思うが、年間授業料が30万、40万とかかるわけだから、ただちに「それじゃ、私立に行こうか」とはならんだろうね。
 それと、受験のために塾通いが必要という現実もあるわけだし。

 高校の場合は、公立だけでは中学生全員を収容できないが、小中の場合は、義務教育ということで全員分の受け皿が用意されている。そんな中で、あえて私立を選ぶのだから、そういう人に補助金を出す必要はないだろうという意見も出るだろうね。

 このために国は2017年度予算に12億8000万円を盛り込むということだが、だとしたら、公立のための予算を少し削らないと帳尻が合わなくなる。学校を統合するとか、先生の数を減らすとか。

 多くの都道府県がそうだと思うが、埼玉県でも県予算の30%ぐらいを教育費が占めている。そして、そのほとんど(90%)が人件費だ。
 私立に補助金を出したとしても、公立の学校数や教員数を減らせば、そのほうが全体として安上がりと考えることもできる。

 はたして、この施策の裏側にはどんな思惑が隠されているのか。そのあたりをもう少し考えてみようと思う。

今年は何ができるんだ? 浦高祭の門

 浦和高校正門付近にそびえる巨大な建造物。
 浦高祭に訪れる人々を迎える「門」である。

 9月3日(土)・4日(日)の本番に備えて、制作の真っ最中。のはずだが、昨日はたまたま作業お休みとみえて誰もいなかったので、写真だけ撮ってきた。 (読者より指摘あり。文化祭は10日(土)・11日(日)でした。お詫びして訂正します)
 実行委員会のHPを見ると、どうやらバース聖堂というのをモチーフにしたものらしい。

 有志で組織される実行委員会は、もともとやる気満々な生徒の集まりなのだが、中でも門の制作に当たる「門隊」は、「これがやりたくて浦高に入った」と言ってはばからない熱い連中たちだ。

 以前、大手ハウスメーカーのプロの皆さんに、構造写真、完成写真、作業中の写真などを見てもらったが、「これは本格的だ。高校生の仕事とは思えない」と絶賛されていた。
 浦高祭門隊の諸君、きみたちは、将来職人としても立派にやっていけるらしいぞ。よかったな。

 浦高祭門制作中


花咲徳栄、花と散る

 残念、花咲徳栄。
 作新学院6対2花咲徳栄。

 最初からエース・高橋昴也投手で行っていればとは思うが、この後の準々決勝、準決勝、決勝までを考えれば、ここらで少し休ませるというのも一つの作戦だから仕方ない。
 昔は、一人のピッチャーが5試合、6試合を連投したものだが、今の野球はそういうスタイルじゃないからね。

 高橋昴也くんは、おそらく今秋のドラフトで、どこかの球団に指名されるだろう。プロでの活躍に期待したい。

 プロと言えば、花咲徳栄の3年先輩にあたる若月健矢捕手が、いまオリックスで正捕手の座をつかもうとしている。21歳の正捕手というのはプロの世界では珍しい。
 ピッチャー高橋、キャチャー若月という花咲徳栄バッテリーを見てみたいものだ。

花咲徳栄、次戦は難敵・作新学院

 甲子園大会。
 花咲徳栄の次の相手は作新学院(栃木県)に決まった。エース・今井達也投手は、大会ナンバーワン右腕の呼び声も高く、難敵だ。

 一方、花咲徳栄・高橋昴也投手の方は、昨日の樟南戦でも11安打を浴びるなど、いまいちピリッとしない。県予選エラーなしの守備陣にも乱れがあり、やや心配だ。
 ただ、それでも大量点を奪われない粘りの投球は大したものだし、相手より少ない安打(7安打)で、倍の得点を奪ってしまう集中力のある打線も頼もしい。

 今日は、作新学院について調べてみた。

 いま一番ホットなのは、卒業生である萩野公介選手の活躍だろう。リオ五輪・水泳男子400m個人メドレーの金メダリスト。
 野球部は、かつて全国優勝の経験もあり、今回は6年連続12回目の出場。その昔、怪物と称された江川卓投手(元巨人)を擁して、大旋風を巻き起こした。1970年代初めのことである。

 作新学院は、幼稚園・中学校・高校・大学を擁する巨大な学園である。特に高校は、生徒数3500人を超える大規模校で、おそらく全日制高校としては日本一ではないか。
 埼玉の浦和学院(2800人ぐらい)も相当な大規模校だと思うが、それよりもさらにでかい。

 歴史は古く、明治時代の創立。創立者一族が代々理事長を務めており、現在の理事長は、畑恵という人で、元参議院議員。夫である船田元氏は学院長であるが、この人も自民党の政治家で衆議院議員。父も祖父も、栃木県知事や衆議院議長を務めたという、栃木県ではもっとも有名な政治家一族。

 今年3月までは、文科省のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校であった。
 今春の大学進学結果は、東工大・東北大など国公立に65人が合格。最上位コースの生徒はそれなりの結果を出しているようだ。

 埼玉でも栗橋あたりからなら、宇都宮線や東武線利用で通えないこともないが、近隣には文武に実績を残している昌平や開智未来、それに当の花咲徳栄もあるから、無理して通う生徒は少ないだろう。

 以上。作新学院に関する簡単な調べ。
プロフィール

Author:UPテスト理事長
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
当ブログを訪問された方
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード