都庁でラジオ体操、くだらん

 小池百合子知事が東京五輪を盛り上げるため、毎日午後2時55分、職員全員で「恋するフォーチュンクッキー」を踊ることを提案したらしい。いや待てよ、「恋する~」じゃなかったな。え~と、何だっけ。そう、ラヂオ体操だ。あの夏休みにやったやつ。

 たぶん冗談だと思う。
 職員はみんなそんなことやりたくないし、都民の皆さんもフツーに仕事やってろと思うに違いない。
 まあ、最初はマスコミも取り上げるから、職員も仕方なく付き合うが、そのうち廃るだろう。トップの思い付きで始めたことが定着したためしはない。

 こういうのは中小企業の社長にありがちで、私もサラリーマンとして経験があるが、どこで聞いてきたかしらないが、ある日突然「明日から全員で~するぞ」などと言い出す。中小企業の社長はたいていワンマンだから、社員は誰も文句は言えない。くだらね~と思いながら付き合うわけだが、そのうちまた「明日から全員で~するぞ」と別のことを言い始める。その繰り返しだ。

 都庁職員は16万人というから大企業だ。そのトップが、このような中小企業の社長的な発想というのは困ったもんだ。

英検は高校入試でどのように評価されるか

 本日2本目。
 実用英語技能検定(英検)と高校入試の関係。

 受験生・保護者から、英検を取得していないと不利になるかという質問をよく受ける。
 答えはビミョーっていうやつだ。
 たしかに一定の級を取っていれば得点化されるから、取っていれば有利、取っていなければ不利となるが、合否を決定的に左右するほどのものかというと、それほどでもない。ほとんど影響はないと言ってもいい。
 合否を決定的に左右するのは、5教科の学力検査であり、調査書の中の学習の記録の評点(いわゆる内申点)である。

 だから、当面の高校入試対策としてはさほど意味を持たないが、高校入学後やその先の大学受験や就職試験まで考えれば、一つ一つ級を上げて行くのは意味のあることだというのが私の見解だ。

 30年度埼玉県公立入試の選抜基準を見ると、どこの学校でも英検などの資格取得に対して得点を与えるようになっている。ただし、繰り返しになるが、合否を決定的に左右するほどではない。

 一番厳しい基準を設けているのが、浦和・大宮(普通・理数)・春日部・川越女子の4校5学科で、英検2級以上を評価するとなっている。
 英検2級は主に高校生が受験しており、その合格率も25%程度であるから、中学生で2級を取っている人は、きわめて少ない。と言うことは、ここで得点できる人はほとんどいないということであり、差はつかない。

 準2級になると、やはり高校生が多いが、中学生もだいぶ増えてくる。
 準2級以上を評価するのは、浦和一女・浦和西・川口北・川越・熊谷・熊谷女子・熊谷西(普通・理数)・越ヶ谷・越谷北(普通・理数)・所沢・所沢北(普通・理数)・不動岡(普通・外国語)・和光国際(普通・外国語)・蕨(普通・外国語)・市立浦和。以上は、学校選択問題の採用校。いわゆる上位校だ。
 学校選択問題採用校の中では、川越南だけが「内容により得点を与える」となっており、級については特に何も言っていない。
 
 それ以外で、準2級以上となっているのは、朝霞・春日部女子(普通・外国語)・所沢西・本庄・松山(普通・理数)・松山女子・浦和南・大宮北(普通・理数)である。
 学校選択問題採用校に近いレベルの浦和南・大宮北あたりがギリギリの線だろう。

 朝霞・本庄・所沢西・松山女子が準2級以上というなら、春日部東・伊奈学園・坂戸・浦和北・与野・越谷南・大宮光陵(普通)・上尾(普通)・川口市立あたりも準2級以上でいいような気もするが、それぞれの学校が過去の実績等に基づき熟慮された結果であるから、部外者がいちいち口をはさむことでもないだろう。

 評価する(得点化する)ことは分かっているが、何級以上なのかについて触れていない学校が、先の川越南を含め24校ある。できれば具体的に示してあげたほうが親切ではないかと思う。

 4級や5級以上でも評価される学校が普通科で20校ある。学力検査得点が4割、3割以下という学校が主だが、努力の結果を少しでも拾ってあげようという考えはいいだろう。

 蓮田松韻と児玉は、ただ単に「資格取得」と書いてあるだけで、英検なのか漢検や数検なのか、あるいはまた珠算や柔道・剣道や囲碁将棋の段位なのかまったく分からない。級や段位を指定しないとしても、もう少し別の表現があるんじゃないかと感じた。

 以上、英検と入試に関するレポートであった。

えっ、もう梅雨明けちゃったのか

 私の事務所の2軒お隣に満寿家(ますや)さんという鰻蒲焼の名店があるが、昼食(ランチ)でも千円以上するので、私にとって近くて遠い店である。
 その満寿家さんの店頭に、ときどき「本日、坂東太郎入荷」という看板がぶら下がっている。
 坂東太郎(ばんどうたろう)とは利根川の異名であるから、てっきり利根川で獲れた天然ウナギかと思ったが、どうやらこれは養殖ウナギのブランド名のようである。

 さて、話はウナギではなく本物の坂東太郎・利根川のことである。
 埼玉県民(さいたま市民)である私が毎日使っている水はどこから来るか。
 一つは秩父の山奥から流れてくる荒川の水。もう一つは群馬県から流れてくる利根川の水。
 利根川の水は行田市の利根大堰(とねおおぜき)で取水され、武蔵水路を通って鴻巣市で荒川に注ぐ。それが秋ヶ瀬で取水され大久保浄水場を経て、わが家・わが事務所へとなる。

 都心にゲリラ豪雨が襲っても水不足の解消にはならず水害をもたらすだけ。利根川上流のダム付近に雨が降らないと、埼玉県民はもとより東京都民もたちまち深刻な水不足に見舞われるのである。

 昨日19日、関東地方が梅雨明けしたとみられるという発表があったが(梅雨明け宣言)、今年は本当に雨が少なかった。
 「えっ、もう終わり」といった感じ。

 台風(特に雨台風と言われるもの)でも来れば、一気に水不足が解消される可能性もあるが、今度は水害が心配になる。自然相手というのは誠に難しいものである。

進学フェア、相談待ち時間を短縮するためには

 今週土日は「彩の国進学フェア」が、さいたまスーパーアリーナで開催される。
 高校入試の世界では、もはや夏の風物詩だ。

 毎度のことだが古くからの知り合いの先生から、「お久しぶりです。で、今日はどんな目的で?」などと聞かれる。
 「バーカ。オマエが今日ここに来ている理由を作ったのはこのオレだ」
 と、昔はいちいち説明していたが、最近は面倒になってきたので、「うん、やることないから暇つぶし」と答えるようにしている。

 各学校は先生方総出で、相談に当たっている。
 閑散としている学校もあれば、何十人もの親子が順番待ちの長い列を作っている学校もある。

 私が先生方にお願いしているのは、回転率を上げることだ。
 一組一組丁寧に対応するのは結構だが、20分、30分と長引くと、他のお客さんを長く待たせることになる。また、長蛇の列を見て、あきらめて帰ってしまう人がいるかもしれない。
 学校側としては、できるだけ多くの受験生・保護者と接点を持ちたいだろうし、受験生・保護者側としても、できるだけ多くの学校の話を聞きたいだろう。

 だから、一組10分、長くても15分程度に収めて回転を良くする。
 
 先生方は概して話が長い。そして親切だ。
 だが、すべての質問に懇切丁寧に答えようとしたら、とてもじゃないが10分や20分じゃ終わらない。

 私が先生方によく言うのは、「話の落としどころ」を決めておきなさいということだ。

 時期的なことも考えると、今回のフェアが受験生・保護者とのファーストコンタクト(最初の出会い)である可能性が高い。
 この後、体験入学や説明会や個別相談会などが続き、それらの過程で志望校が絞られる。
 だから、すべてを説明し切る必要はなく、むしろ大事なのは、次のステップにつなげることである。

 これでもかと説明し、「はい、分かりました。有難うございます」となっても、それだけで出願に結びつく可能性は低く、次のステップとして実際に学校を訪れてもらわなければならない。
 そのためには、会話の最後は、「では今度、学校説明会(体験入学)に来てください」、「はい、ぜひ行きます」という形で締めくくられなくてはならない。これが私の言う「話の落としどころ」だ。

 せっかく300以上の高校が集まり、5万人もの受験生・保護者が集まるイベントだ。
 より多くの受験生・保護者と接点が持てるように、また、受験生・保護者側から見た場合は、より多くの学校の説明が聞けるように、各学校の先生には工夫をこらしていただきたいものである。

公立こそ必要な広報活動

 川口市教育委員会を訪問。
 
 川口市が取り組む三大プロジェクトは、老朽化した市庁舎の建て替え、火葬場の建設、そして市立高校3校の統合。

 川口市は人口で見れば、関東地方有数の大都市である。
 横浜市 373万人
 川崎市 150万人
 さいたま市 128万人
 千葉市 97万人
 相模原市 72万人
 船橋市 62万人
 川口市 58万人
 以上が、東京都区部を除くランキング(推計人口)。群馬県の前橋・高崎、栃木県の宇都宮、茨城県の水戸などを抑え、堂々の第7位。

 これだけの大都市でありながら、私立高校は1校もなく、全国に鳴り響くような公立進学校もない。
 新・川口市立高校の開校を機に、ぜひ文教都市・川口と言われるよう教育(子育て含む)により一層力を入れてもらいたい。

 新・川口市立高校については、着々と開校準備が進められているが、生徒募集活動についてはやや遅れている。
 前身の学校があるとは言え、新規参入なのであるから、他校に先がけて広報PR活動をすべきなのだが、もう夏休み目前だというのに、いまだに公式パンフレットが未完成という状態で大丈夫なのかと少し心配になる。

 学校の先生にありがちなのが、良い教育をしていれば自然に生徒は集まるという思い込みだ。私も元教員だから、そう思いたくなるのはよく分かる。
 だが、事はそう簡単ではないのである。

 受験生にとっても入試は競争であるが、学校にとっても入試は生徒獲得競争の場なのである。
 公立は私立とは違うから。
 いやいや、税金でやっている学校であるからこそ、生徒獲得競争に敗れ定員割れを起こしてはいけないのだ。
 誰も通らない道路や橋、誰も利用しない病院や図書館を作ったら、それは税金の無駄遣いでしょう。だったら、誰も行かない学校も同じように税金の無駄遣いと言われますよ。そういう話である。

 それと、素晴らしい教育をしているのであれば、そのことを広く市民・県民に伝えるのも公の責任である。
 「へえ~、そんな学校できたんだ」、「だったら、ちゃんと知らせてよ」などと言わせてはいけないのである。

 ね。だから新聞やテレビを使ってしっかり広報PRしましょう。と、最後は営業活動になるのは私の立場上、仕方ないのだが、幸い、今日お会いした担当者の方は、そのことをよく理解されていたので、安心した。

一人サマータイムを勧める理由

 東京は今季初の猛暑日。
 何だ、その程度か。
 なにせ埼玉には常に気温日本一を争う熊谷があるからね。ここでは暑いというのは、人間の体温を超えるかどうかが基準だ。

 ここ数年の私の夏対策は、「一人サマータイム」実施。
 朝は4時起床。
 あくまでも目標で、実際には5時のときも6時のときもある。このあたり柔軟性があると言えばもっともらしいが、要は意志が弱い。

 1時間ほどランニング。
 この時間だとコンクリートの照り返しがないので、決して楽とは言えないが、まあまあ走りやすい。
 ただこれもよくサボる。
 無理はしない。決めたとおりやることは大事なのだが、かえってストレスになる。

 それで何か良いことがあるのか。
 決定的なことは言えないのだが、午前中が長くなり生産性が高くなる。そう自分では思っている。原稿を書いたり調べ物をしたりする時間が多いのだが、午後よりも午前の方が、来客や電話で思考が中断されることが少ない。それで生産性が高まる。

 ならば夜でも同じではないかとなるが、夜書いた原稿はろくなもんじゃない。長年の経験でそうなのだ。
というわけで、よほどのことがない限り、夜に文章を書くことはしない。

 私のように、ほぼ個人営業の仕事だから出来るという面もあるが、「一人サマータイム」もなかなかいいもんだ。(以前にも同内容のブログを書いた)

 組織に属している人は、なかなか難しいとは思うが、組織に拘束されている時間を最大12時間(通勤時間も含む)としても、残りは自分の時間だ。
 むろん、世のお父さんお母さん方は、家に帰ったら帰ったで、子供に振舞わされるのであるが、そういう中でも、わずかな自分の時間を上手く活用するという術(すべ)を会得しておかないと、年を取ってから大変困ったことになるぞということを先輩として助言しておこう。


森友、加計がこれほど騒がれるのはなぜか

 この広い日本に、あと一つ小学校が出来ても、あと一つ獣医学部ができても、関係者以外にはどうでもいいことだ。どうぞご自由に。
 学校にとって設立・開校はゴールではなくスタートである。児童・生徒・学生が集まらなければそれまで。巨額の負債が残るだけ。

 さて。
 たまたま今回は学園シリーズだったが、今後も安倍政権打倒の動きは形を変えて続くだろう。一部マスコミは、事実を歪曲して伝え、都合の悪いことは報道しないという姿勢を崩さないだろう。

 すでに多くの人が気づいているように、ターゲットは安倍晋三首相である。つまり、打倒自民党政権ではなく安倍首相個人なのである。
 安倍首相を叩くためなら、天下りあっせんで首になった官僚を正義のヒーローに仕立て上げることも厭わない。出会い系バー通いなんぞ知らんぷり。
 とにかく、攻撃の矛先は、政府でも自民党でも官僚組織でもなく安倍首相個人に向けられる。

 なぜか。
 安倍首相が、はっきりと改憲を口にしているからである。
 もちろん日本の制度は、首相個人の考えで改憲ができるようにはなっていない。国会が発議して国民投票で決するのである。

 歴代首相で、ここまではっきりと改憲を口にした人はいなかった。野党が衰退した現在の国会勢力から考えて発議までは十分可能である。昔と違って改憲を口にすることはタブーではなくなった。国民の中にそういう空気が広がっている。

 ということで、何が何でも改憲を阻止したい立場の人々から見たら、戦後でもっとも危険なのが今の政治状況なのだ。
 だったら、選挙で勝てばいいではないかということなのだが、それは無理そうだ。だったら、とりあえず安倍首相を引きずり降ろそう。次も自民党政権になるだろうが、安倍首相ほどの強硬な改憲派は出てこないだろう。それに、改憲を本気で口にした政権はつぶされるという前例を作ることになる。

 そんなわけだから、加計学園問題が収まったとしても、次から次へとくだらん話を持ち出してくるだろう。

耐暑仕様だから夏は最高のシーズン

 私は6月後半の生まれである。
 生れ出たとき、「この世はずいぶんと暑いところなんだな」と思った。

 戦争は6年前に終わっていたが、国はまだ貧しく、家中に電化製品というものは一つもなかった。電気というのは灯りのことだとずっと思っていた。それ以外にも使い道があることを知ったのはかなり後になってからだ。

 話を戻すと、いきなり暑さに直面した私は、「この世で生きて行くためには、暑さに対応しなければいけないのだ」と悟り、直ちに身体を暑さ対応に調整した。
 半年ほどすると、この世には寒さというのもあると分かったが、その時はすでに身体が耐暑仕様になっていたので、適応するのは困難だった。

 そんなわけで、生まれた瞬間、身体を耐暑仕様にセットしてしまった私は、夏に強いのである。

 オマエ暑くないのか?
 いや、暑いのは暑いよ。35℃は暑いに決まってるだろう。
 そうじゃなくて、普通に耐えられるって話だ。

 「こう暑くちゃ食欲も出ませんな」
 何言ってるんだ。食欲の夏だろう。食い過ぎちゃって体重コントロールに苦労するよ。走っても走っても痩せない。

 暑さに弱い方には申し訳ないが、私は1年中夏でもいいと思っているくらいだ。

過去問をやる3つの意味

 過去問については、すでに何度も書いている。
 でも、また書く。

 受験生が過去問をやる意味は3つある。
 1 実力を知る(力試し)
 2 弱点を知る
 3 傾向を知る
 他にもあるかもしれないが、とりあえずこの3つ。
 1と2は似たようなことだが、1は内容より得点(点数)に関心がある。

 いずれも大事なことだが、3つのうち、どれを重視するかによって手掛ける時期が違ってくる。
 私は「3 傾向を知る」を重視する考え方なので、早い時期からの取り組みを勧めている。
 「1 実力を知る」や「2 弱点を知る」は、模擬試験を受けることで目的は達せられるが、「3 傾向を知る」は、過去問でしかできない。

 傾向が分かれば、対策を練ることができる。
 昨年入試(29年度入試)では、学校選択問題で受けた生徒が非常に苦戦した(特に数学)。
 原因の一つは、過去問がなかったことである。
 過去問がなかったので、どんな問題が出るかが分からず、有効な対策を取れなかった。

 今度(30年度入試)の受験生は、たった1年分だが、過去問を手に入れることができた。
 少ない材料だが、28年度までの過去問と比べてみれば、新しく出されるようになったのはどんな内容であるかが分かる。
 今からその内容を重点的にやっておけば、昨年の受験生ほどには苦しまないだろう。

 過去問を遅くに始める受験生は、学校選択問題の特徴を間際になって知ることになるが、それで間に合うか。
 ちょっと心配だ。
 1と2のやり方を完全に否定するわけではないが、制度が変わったのだから、今年に限っては「3 傾向を知る」を優先すべきではないか。

 昨日(7月13日)、埼玉新聞社より「高校入試対策特集号」(タブロイド判12頁)が発行された。
 埼玉新聞本紙に織り込まれたほか、県内全中学校にも配布された。
 この中でも、過去問を早めにという話を書いた。 
 埼玉新聞7月13日

中学生に伝えることの難しさ

 今日は戸田市立戸田中学校での講演。
 30分という短いような長いような微妙な時間枠の中で、夏休みの学習から学校選択問題さらには最新情報まで話してほしいというオーダーなので、私としては非常に難易度の高い講演だった。

 この中で、公立入試に関する情報(県からの公式情報)は、すべて出そろっているという話をした。
 1 入試日程(28年5月発表済み)
 2 学力検査の出題方針
 3 学校選択問題実施校
 4 入試募集人員
 5 選抜実施要領・要項
 6 各校の選抜基準
 7 29年度学力検査の分析
 昨年までだと募集人員が10月にならないと発表されなかったが、今年はこれも発表済みだから、あとは2回実施される志望校調査の結果を注意するぐらいだろう。
 公立入試は意外とシンプルなのだ。

 むしろ分かりにくいのは私立の方だ。
 試験日程のことや、コースごとの成績基準の違いのことや、単願・併願の仕組みの違いのことなど、各校異なるので情報収集と理解に苦労する。
 だから受験生や保護者がよく分からないと言っているのは、どちらかと言うと私立入試の方だろう。公立は一度理解すれば、あとはどこでも同じだ。

 受験生や保護者は、分かりづらいことは嫌いだ。私も嫌いだ。
 私立が受験生や保護者に細かく配慮して、いろいろな制度を工夫していることはよく知っている。しかし、もしかしたら、その親切が仇になって志望者を減らしているかもしれない。
 テレビで「細かすぎて伝わらない~」という番組があったが、私立募集担当の先生方は、そのあたりをもう一度、考えられたらいいと思う。

 それと、中学生にものを伝えるのは、何といっても中学校の先生や塾の先生がその道のプロだ。そういう方々に正確に理解してもらうことが、結果として中学生の正しい理解につながるのだろう。

 今日も、中学生にものを伝えることの難しさを痛感した一日だった。