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災害のときは「空振り三振」を恐れない対応が良

 「空振り三振」はいいが、「見逃し三振」はいけない。
 野球の話ではなく、災害時の会社や学校などの対応について言われていることだね。

 台風の接近や大雪の予報で、早めに中止・延期・休校など決めてしまったが、結果は「なんだ、できたじゃない。そこまでする必要なかった」。これが「空振り三振」。
 ぎりぎりまで様子を見て、決断のときを逸し、事故や混乱を招いてしまった。これは「見逃し三振」が招いた結果。

 最近は世の中が「空振り三振」を容認するようになってきたと思うが、どうだろう。
 29・30日の台風24号接近・上陸の際も、JR等が比較的早い段階で運休を決めた。計画運休と呼ぶらしい。

 昔は、最後の最後まで粘って運行させるのが交通機関の使命みたいに思われており、JRも私鉄もバスも、それに応えていたが、今回はあっさりと「危ないので、休みます」。
 
 われわれは日本列島に住むかぎり自然災害から逃れられない。
 地震は今のところ何日も前から予測することはできないが、台風とか大雨・大雪はかなりの精度で予測できる。
 自然災害が多いのに、死者やけが人がそれほど出ない国。そういう国を目指すには、治山治水といったハード面が重要なのは当然だが、考え方や行動の仕方といったソフト面を変えて行くことで被害を最小限に食い止めることができそうだ。

 そういう意味で、今回の計画運休は良かったと思う。
 今回はたまたま土日に重なったので、学校や会社も判断に迷う場面は少なかったと思われるが、平日でも電車が早めに「動かしません」と決めてくれれば、「じゃあ、休みにするか」と決めやすい。

 以前も書いたことだが、いかなる状況でも休めない人、休んでもらっては困る職業の人はいるわけで、そういう人のためにも休める人は休んで、余計な混乱を招かないようにしましょう。そういう常識をさらに育てて行きましょうということかな。

 学校や塾の先生方。
 「あの時、無理に来させていなければ」とか、「もうちょっと早めに帰しておけば」と一生後悔するよりも、「なんだよ、出来たじゃねえか」「心配し過ぎなんだよ」と罵られるほうが断然いいと思いませんか。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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