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お勉強も10連休というのは、ちょっと痛い

 ほぼ他人事だが10連休が始まった。

 私の周りには、なぜこのような事態になったか理解できていない人がいるので、改めて説明しておこう。
 昨年11月、新天皇が即位される5月1日を今年限りの祝日にする法案が成立した。それにより、従来からある祝日法の規定(祝日と祝日に挟まれた日は休日にする)で4月30日と5月2日が休日となって、めでたく10連休の成立というわけだ。
 
 みんなが仕事を休んで遊ぼうという時でも休めない人、あるいは、そういう時こそ働かなければならない人がいるのは、何もGWに限ったことではない。
 学校の場合も、部活の大会や練習、あるいは種々のイベントで完全10連休の先生や生徒は少ないのかもしれないが、授業が10連休というのは、ちょっと痛い

 追加された休日3日分の授業をどこで取り返すのか。
 また、それ以上に大変なのは、子供たちが10日間も勉強をお休みしてしまうことだ。宿題・課題は出したと思うが、そんなことで素直に机に向かう連中じゃない。ギリギリまでやらないに決まっている。

 小学1年生。先生やお友達の名前、忘れないかな。ようやく通学にも授業にも慣れてきたのに、もう一回新学期をやり直すみたいなことになりそうだ。登校下校時の交通事故は、新学期よりも連休明けの方が多いそうだから、くれぐれも注意してもらいたい
 という話をすると「お前もな!」というツッコミが入りそうだ。そう、私は正真正銘の高齢者なのだ。連休中は極力、自動車を運転しないようにしよう。


※お知らせ
 新ブログ準備中。平成が終わったからというわけではありませんが、この際、新サイトでのブログ運営をしようと考えています。準備が整い次第、詳細をお知らせします。

免許制度や法律を変えないと犠牲者が増えるだけだ

 87歳暴走。
 昨日の池袋での痛ましい交通事故(死傷事故)のことだ。

 事故を起こしたのは飯塚幸三容疑者
 新聞報道では飯塚幸三さん
 死者を2人出す事故を起こしながら「さん」はないだろう。と、どうしてもそこを考えてしまう。

 現行犯逮捕されていないから「さん」なのだという意見もあるが、犯罪の嫌疑をかけられていれば、身柄を拘束されようがされまいが「容疑者」だ。
 法律用語の「被疑者」は「被害者」と文字も発音も似ているので、マスコミ報道では「容疑者」と言う。
 なお、私が若いころは、「容疑者」すら付けず「呼び捨て」だった。

 なぜ逮捕されなかったのか。なぜ「さん」なのか。
 飯塚幸三さんが、東大卒の元・通産官僚(元・工業技術院院長)で勲章までもらっている人だから、というのがもっぱらの噂であるが真偽のほどは分からない。事故直後、息子に電話連絡したとされていることから、息子が警察やマスコミに顔が効く人物である可能性もある。
 もしそうであれば、報道は今日限りだろう

 いずれ自動運転の時代が来る。
 と言って、それまでの間、この種の事故が繰り返されていいはずがない。

 免許の年齢制限には下限だけあって上限がないので、この際、上限を設けよう。個人差があるので一律何歳までと決めづらいが、そこは割り切るしかない。問題は自動車メーカーの反対を押し切れるかだ。

 免許の更新についても見直そう。一度取得してしまえば、事故などで停止を食らわない限り永久免許というのでいいのか。更新手続きも今のような事務的なものでいいのか。
 極端な話、20歳で免許を取って、40年間更新手続きだけして、60歳で少し暇になったからと初めて実際の運転をしても何の問題もないのが今の制度だ。
 教員免許なんて、毎日毎日授業してたって10年ごとに講習を受けないと失効してしまうのに

 事故を起こした個人は責められるべきだが、それで問題が解決されるわけではない。欠陥だらけの制度、法律を今すぐ変えなければならない。

長い連休の過ごし方が決まった

 以前から自分でも不思議だと思っていることがあるので、今日はその話をしてみよう。
 雑談ブログである。
 
 原稿を書く仕事をしている。また、仕事ではないが、こうして毎日ブログを書いている。作家やライター、記者とは比べものにならないが、1年間に400字詰め原稿用紙換算で1000枚近く。

 時々、筆が進まなくなる。ガス欠だ。
 燃料を補給しなければ。燃料は本だ。

 で、その時、教育関係や入試関係の本を読むと回復するか。
 そういう人もいるかもしれないが、私の場合、ほとんど効果がない。

 小説を読む。
 時代小説、恋愛小説、海外文学、年甲斐もなく青春小説。
 教育や入試から遠く離れた小説の方がなぜか効果がある。
 不思議というのはこのことだ。

 まあ、牛乳や牛肉だって、草食ってる牛から生まれるんだからそれでいいか。インプットしたものがそのままアウトプットされるとは限らないわけだし。

 ハウツー本よりも小説の方が、どう考えても語彙や表現は多彩だ。それに、小説は想像力を刺激してくれる。登場人物の心情とか、情景とか。
 ハウツー本や専門書は理解が優先される。そのために読む。頭を使うので勉強にはなるが、想像力を刺激されることはない。小説だって頭を使うが、どうも使う部分というか、使い方が違うようだ。回復効果のカギはこのあたりにありそうだ。

 というわけだから、今度の長い休みは本を読む。
 ただ問題なのは、目の疲労だ。年をとるとこのあたりが厄介なのだ。
 文庫本は辛い。ハードカバーは高い。さあどうする。
 

今は「登校拒否」じゃなく「不登校」って言うんだよ

 立憲民主党の枝野幸男代表が、予算委集中審議に否定的な与党に対して「堂々と審議拒否している。登校拒否みたいだ」と批判したところ、ツイッターで不適切な表現との指摘を受け、謝罪し訂正した。

 まあ、不適切と認めたんだったらいいだろう。言い間違いは誰にでもある。辞任しろとか任命責任とか言わない。

 枝野幸男代表(54)。栃木出身だが選挙区は埼玉5区だ。私より一回り以上下だが、「登校拒否」ってところが、やはり昭和の人だ
 待てよ、昭和の人という言い方は元号による差別だったか?
 訂正→20世紀の人

 私は教員としては「登校拒否」という言葉しか使ったことがない。
 学校嫌だ、行きたくねえ~。
 つまり、来られるクセに来ないやつという意味で「登校拒否」。

 ところがその後、いろいろ調べているうちに、行きたいのに行けない子もいるんじゃないかということになって、「不登校」と呼ぶことになったようだ。
 文部科学省の定義によれば、「不登校」とは「なんらかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因、背景により登校しない、あるいは登校したくともできない状態にある年間30日以上欠席した児童のうち病気や経済的理由によるものを除いた者」である。

 こういう言葉の言い換えは、学校でも、それ以外の社会でもよくあることだ。
 昔は「父兄」と言っていたが、今は「保護者」と言う、みたいな…
 良い面もある。
 昔は平気で「処女作」なんて言っていたが、「デビュー作」の方が感じがいいじゃないか。
 保母が保育士、看護婦が看護師となるのは、実態に合わせたものだ。

 「登校拒否」を「不登校」に変えたからといって、それだけで問題が解決するわけじゃないのは誰しも分かっていることだが、私自身のことで言えば、「登校拒否」と言っていた時代は、「この野郎、つべこべ言わずに来い」だったが、「不登校」と言うようになってから、背景や理由にも考えが及ぶようになった。
 「不」という表現も、不正、不毛、不信、不仲、不義、不倫と、決して良い意味ではないのだが、「登校拒否」という形で、本人にだけ原因を求めるよりはましだろう。

 というわけだから、枝野君。「登校拒否、けしからん」というような言い方は止めにしよう。
 それとも教育には関心がない? まさか。

人の授業を見るより、自分の授業を見られたほうが成長が早い

 この春、初めて教壇に立った新人教師の皆さん(常勤の方も非常勤の方も)。

 自分の授業をビデオ(動画)で撮っておこう
 昔はそういうの大変だったが、今ならスマホでもできる。あと用意するのは三脚ぐらい。できればピンマイク。

 すぐに見て、次の授業に生かす。
 それもいいが、今そこまでの余裕はないだろう。見るのは半年後、1年後、少し時間が経ってからでいい。それに、皆さんにはまだ「授業を見る“視点”」というものがない。保護者の授業参観とは訳が違う。プロにはプロの視点というものがある。多少なりともそれが育ってからのほうがいいので、見るのは後でもいい。

 先輩たちの授業を見るべきか。
 今言った通りだ。学ぶべきことが多いのは明らかだが、皆さんにはまだ「授業を見る“視点”」というものがないので、ただ見るだけで終わってしまう。いろんなやり方があり過ぎて混乱するだけだから、今は無理しなくていい。教材研究に時間を割いたほうがいい。

 見られるのはいい
 校長や教頭は頼まなくても見に来ると思う。先輩たちに見に来てもらおう。
 新人や異動してきた先生の授業を「どれどれ、今度来た先生はどんな授業をするんかいな」と、みんなで見に行く。
 学校全体にこんな雰囲気があるといいね。
 (実際に行っている学校もある)
 あまり形式ばらず、お仕事に余裕のある先生はどうぞという感じ。

 生徒が新人だと思ってなめてかかってくるかもしれないが、後ろにおっかない先生がいれば、下手なことはできない。そういう効果もある。
 見に来てくれた先輩には、あとで感想を聞く。みんな優しいから「良かったよ」と言ってくれると思うよ。というか、新人の授業なんて論評するレベルに達していないから、そう言うしかないんだけどね。

 でも、そんな中でも、あそこはこうしたほうがいいとか、ちょっとしたアドバイスがもらえるかもしれない。
 でね、そこが正に「授業を見る“視点”」なわけだよ。なるほど、そこを見ているのか、そういう見方をしているのか。
 自分ではマズったかなと思っている部分は意外にスルーで、うまく行ったと思っている部分にダメ出しが入ったり

 ということで、見るより見られたほうが成長が早い
プロフィール

梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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