FC2ブログ

内容盛り沢山過ぎないか浦和一女の説明会

 20180922浦和一女学校説明会

 昨日(22日)、県立浦和一女の学校説明会に行ってきた。

 浦和駅からは徒歩10分程度で、比較的分かりやすい場所にあるのだが、たぶん私立だったら駅の改札から校門まで要所要所に人員を配置して誘導するだろうね。でも今日は普通に授業が行われていて余剰人員がいないから仕方ないか。一女を受けようかという生徒だったら、そのくらい自分で調べて来い。

 体育館には1200人分の椅子が用意されていた。最終的には1000席ほどが埋まったようだ。
 今日の説明会メニュー(10:00~11:20)。
 1 校長挨拶
 2 マンドリン部演奏
 3 学校概要
 4 SSHの取組と成果
 5 生徒会長挨拶
6 学校紹介ビデオ上映

 この後、希望者には個別面談。また、「授業公開・授業体験・校内見学」などを自由に行い、午後からは部活動見学やSSHの発表会と、盛りだくさん。1日で全部やってくれるのは有難いと言えば有難いのだが、フルに参加しようと思ったら弁当持ちだね(学食なしの学校だから)。

 学校紹介ビデオの上映は開会30分前くらいから開会までの連続再生でよかったんじゃないか。全部説明し終わってから学校紹介というのも変でしょう。ただし、ビデオそのものは全国大会出場のアナウンス部制作だから高校生の作品としてはクオリティが高い。

 校長挨拶の中で「東大10人目指します」。
 今年4人(現役3人)だからそうでしょう。公立は進学指導に熱心じゃないと思われているんだから、ちゃんと言ったほうがいい。

 学校概要の中で入試説明をしていた。
 受験生が一番気になるところだから、独立した入試説明というメニューがあってもよかった。
 調査書335点のうち、学習の記録(いわゆる内申点)が180点で、部活等が120点、その他が35点。一見すると部活動等が重視されているようだが、これにより学習の記録の重みが相対的に軽くなる。しかも部活動等の得点基準はかなりハードルが高いので、事実上ここでは差がつかない。つまり学力検査で高得点できる人が有利になる仕組みになっているという話だったと思うが、分かってくれたかな。

 SSHの取組と成果。
 学校概要に組み込んでもよかったかもしれない。

 生徒会長挨拶。
 さすが会長、堂々としてる。「自分が自分らしくいられる(学校)」。女子校の魅力かな。以前、直接話を聞く機会があったが、最初は別の学校を志望していたけど、実際に学校を見に来て、「やっぱり、こっちだ」と一瞬にして変わったと言っていた。

 個別相談に臨む人がもっと多いかと思ったが、意外に少なかった。学校側も授業で先生が出払っているから十分に対応できないという事情もある。

 以上、一日遅れのレポートでした。

説明会や個別相談にカジュアルな服装で来る親に言っておこう

20180915花咲徳栄学校説明会

 学校説明会や個別相談に、親はどんな服装で行くべきか。

 そんなの常識で考えれば分かるでしょう。
 と思うのだが、分かんない人もいるみたいだから注意しておくよ。

 フォーマルとカジュアル。
 説明会や相談は、さあどちら? ないしはどっちにより近いか?
 って、愚問だね。
 子どもの将来を決めようっていう場が、カジュアルなわけない。

 お父さんならダークスーツにネクタイ、と、そこまでは言わないが、もう真夏じゃないんだからジャケット着用ぐらいのセンスは持たないとね。Tシャツ・ポロシャツはないでしょう。ジーンズも基本NG。ジャージやスウェットに至っては何をかいわんや。

 私の観察によると、学校によるフォーマル度とカジュアル度の関係はおおむねこんな感じ。

 20180915フォーマル度カジュアル度

 どんな服装をして行ったって、学校側は差別なんかしませんよ。そもそも先生の服装がいい加減なわけだし、次々相談に乗らなきゃならない中で、親の服装までチェックしている余裕はない。

 だからそういう問題じゃなくて、親がわが子に、どう示しをつけるかって話だ

 「お父さん、どうしたのビシッと決めちゃって」
 「何を言う。今日はお前にとって大事な日なんだ。お遊びじゃないんだよ。先生の説明をしっかり聞いて、相談して、お前の将来を決めようって日に普段着で行けるか。だいいち学校や先生に対して失礼だろう」

 という会話が実際に交わされるかどうかは別として、親が相応の服装をすることにより、子どもの真剣さがより増すわけだし、時と場合によって服装は替えるものだと教えることができる。
 というわけだから、親は、学校側がどう見るかではなく、子どもがどう受け取るかを考えてほしい。

大宮開成・山中校長「人間力の上に学力を乗せる」、いい言葉だ

 20180913大宮開成塾説

 大宮開成の塾説明会に出席。

 私の塾説原則。
 ①出席する場合は必ず連絡
 ②出ると言ったら必ず出る(ドタキャン禁止)
 ③遅刻しない(目標は30分前到着)
 原則というほど大層なものではなく社会人・ビジネスマンとしての常識ですな。

 なんだが、今日は①の原則破ってしまった。突然の出席。
 ぎりぎりまで他のスケジュール(取材日程)が決まらず、出られるかどうか分からなかった。迷惑をかけてしまった。

 山中克修校長の話の中で印象に残った言葉。
 「優れた学力は整った器にこそ宿る」
 「人間力を高め、その上に学力を乗せて行く」

 特に気に入ったのは「人間力を高め、その上に学力を乗せて行く」。
 そうだよ。その通りだ。

 まあ人間力をどう定義するかはなかなか難しい問題だが、挨拶もできない、約束も守れない、人への思いやりも感謝の心もない、そんなやつのどこに学力が乗っかるっていうんだ。というか、そんなやつに付けてやる学力なんてねえよ(山中先生はこんな下品な言い方はしていない。念のため)。

 学校は勉強だけ教えてればいいんだとか、塾は学力だけ上げりゃいいんだとか、そんな声も聞かれるが、そういうことを言う人は、いろんなタイプの生徒を継続して指導したという経験がないんだろうね。

 学力が伸びない生徒は、ほとんどの場合、勉強の仕方がどうとか言う前に、生活習慣とかものの見方・考え方とか、学力以前のところに問題がある。そこを正し、作っていかないと学力が乗っからない。

 塾の先生たちも、授業料しか貰ってないのに、なんでこんなことまで指導しなくちゃいけないんだと日々感じておられるかもしれないが、土台を作らないと学力が乗っからないんだな。器を作らないと入らない。
 ご苦労様。

栄北、新校長のプレゼンはどうだったか

 20180907栄北塾説

 栄北高校塾説明会。
 
 前回訪問は2017年9月8日だから、ちょうど1年ぶりだ。
 その時の訪問記がコチラ。未読の方はぜひ。
 ↓
 なんだか地味だな栄北 でも意外な実績

 今日の私のテーマは、今年4月に就任した「小暮優治校長の話を聞いてみよう」。
 すでに別の場所で何度か顔を合わせているのだが、どんな説明(プレゼン)をするのか見てみたい。

 公立出身校長は失礼ながら「プレゼン下手」が多い。
 小暮校長も3月まで県立春日部女子高校の校長という経歴なので、ちょっと不安を持っていたが、結論を言えば私の評価は「◎」。これでいい。
 って、いつもながら偉そうだな。

 別に人の話に何でもかんでも注文をつけようというわけではない。
 儀式における式辞や挨拶、全校集会での訓話、パーティーでのスピーチ、職員会議での訓示等々。校長ともなれば、人前で話す機会が一般教員に比べ、はるかに多いわけであるが、私の関心事は、生徒募集に関わる説明会におけるプレゼンただ一つである。それ以外について論評する立場ではない。

 高評価の理由。
 1 挨拶だけじゃない
 2 自慢話じゃない
 3 スライドの説明じゃない


 一つずつ解説しよう。

 公立校長(又は公立出身校長)には、「校長挨拶」っていうと、ホントに挨拶しかしない人がいる。「本日はお忙しい中、ようこそお越しいただきました。詳しい説明は係の者がいたします」って、アホじゃねえか。
 人呼んどいて、下々の者に任せるってのが、どんなに失礼か分かってんの? 
 募集担当者とはこれから先、何度だって会えるけど、校長と会えるのはこの1回だけ。なんだから、校長の熱い想いを聞かせてよ。学校づくりにかける情熱を示してよ。
 その点、今日はただのご挨拶になっていなかったのでマル。

 公立時代の自慢話をする人がいる。
 「私がこの学校を変える」って、バカも休み休み言え。
 私立じゃ初心者だってこと忘れんなよ。
 自慢するなら、自分じゃなくて教員でしょ、生徒でしょ。
 その点、今日は「うちの学校の先生は死ぬほど頑張っている」と言っていたからマル。

 説明会だと思って、スライドを説明しちゃう人がいる。 
 これは私も年中失敗しているところだ。
 資料もうまく使えば効果的だけど、そちらに気を取られると、話し手と聞き手のコミュニケーションがどこかに飛んでしまう。
 その点、今日は話が主、スライドが従になっていたのでマル。

 校長の次に出てきた進路指導の先生の話の中に、わが校は現役進学率が高いというのがあったが、その証拠として示されたのが弊社発行の「埼玉県公私立高校進学ガイド」の中にあるデータ。何と本の写真入り登場。
 本の宣伝をしてくれたので花マル。
 

栄東が英語のテスト内容を変更、そうだろう

 「基礎知識を前提としないアクティブ・ラーニングはただの遊びだ」
 って、そこまで言っちゃいますか。
 これ、本日栄東中学高校の塾対象説明会あり、高校第3学年主任のお言葉。

 栄東は、10年以上前からアクティブ・ラーニング(以下、AL)を唱えている「元祖!AL」みたいな学校だから、世間が最近になって大騒ぎしているのを見て、「何を今頃」と思っているのかもしれない。

 ALは方法論である。目的に到達するための手段である。
 教育の目的が達成できるなら、アクティブでもパッシブでも別に構わないじゃないか。

 手段の目的化。
 これはよくあることで、いつのまにか手段であったことが目的に転じてしまう。ALをやることが目的になってしまう。
 いろんな学校を見ていると、たしかに「ALやらなくちゃ」とそれ自体を目的にしてしまっている学校もあり、注意が必要だ。
 まあ、栄東の場合は年季の入り方が違うから、そんな間違いをおかすことはないだろう。

 田中校長は、「基礎基本の徹底」を強調されていた。
 激しく同意。
 「不易と流行」は教育界でもよく使われる言葉だが、流行という言葉で表せられる「最新で」「先端的で」「未来志向の」教育が学校に求められるのは当然だが、一方で人類の叡智の結晶である「不易」の部分が疎かになってはならない。「基礎基本の徹底」は、そのあたりを言っておられるのだろうと、私は理解した。

 31年度入試では、英語の出題内容を変えるという。
 マークシート方式は変わらないようだが、前半の発音問題、空所補充問題、整序問題をやめて、長文読解中心の問題構成にする。リスニングを加え試験時間を60分にする。
 そうだろう。
 埼玉を代表する私立が、いつまでも目をつぶっても出来るような問題で入試をやっていてはいけない。
 これは朗報だ。
 栄東がこういう方向に踏み出せば、他校が追随し、埼玉私学全体のさらなるレベルアップにつながる。
プロフィール

梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
当ブログを訪問された方
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード