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プロ野球各球団はどこに必勝祈願に行っているか

 プロ野球開幕間近ということで、各球団が地元の神社や寺に必勝祈願に訪れる。
 要はマスコミ向けのイベントであるから、どこに行こうが構わないわけだが、神社好きの私としては、どの球団がどこの神社に行くのかは、それなりに興味深いものがあるわけである。

 まずは埼玉西武ライオンズ。
 県を代表する神社なら「武蔵国一之宮・大宮氷川神社」だろうが、西武球場に近い「狭山不動尊」。狭山とあるが所在地は所沢市。かつてのオーナー堤義明氏と縁が深い寺らしい。  
 埼玉では、東松山市の松山女子高校のそばに箭弓稲荷神社があり、箭弓(やきゅう)が野球につながるということで野球関係者がよく訪れる。

 千葉ロッテ。
 ま、成田山新勝寺しかないだろうね。

 北海道日本ハムは北海道神宮
 東京ヤクルトは明治神宮
 この二つ並べたのは、どちらもご祭神が明治天皇だから。日本シリーズで当たったらどうなる。

 横浜DeNAは鶴岡八幡宮
 寺はいくらでもあるが、知名度高い「相模国一之宮・鶴岡八幡宮」でいいだろう。

 中日。
 熱田神宮。三種の神器・草薙の剣をご神体とする格式の高い神社。チームは弱いが祈願する神社の格式ではここが断然一番。

 広島。
 広島護国神社。知らねえな。厳島神社とかあるだろう。まったく、やることがいちいち地味な球団だ。

 福岡ソフトバンク。
 「筑前国一之宮・筥崎宮(はこざきぐう)」は、まあ常識的な選択だ。

 巨人は地元ではなくキャンプ地宮崎の神社。オリックスは住吉大社、阪神は西宮神社
東北楽天は仙台市の大崎八幡宮。伊達政宗の創建で、地元では知られた神社なんだろうが、全国的な知名度はない。

 以上、どうでもいい調査であった。
 なお、私がこれまで一番多く訪れたのは、地元浦和の調神社に決まっているが、それ以外だと伊勢神宮と石川県の白山比咩神社(しらやまひめ)。どちらも20回ぐらいは行ってるかな。

特に意味はないが、毎年続けていること

 2019谷中七福神巡り・弁財天

 12年目の「谷中七福神めぐり」。
 飽きずに続けているね。

 諸事情で欠けた年もあるが、飽きずに10年以上続けていること。
 伊勢神宮参拝(三重県)
 比叡山延暦寺参詣(滋賀県)
 白山比咩神社参拝(石川県)
 日蓮宗七面山参詣(山梨県)

 谷中七福神は、いつでも行けるし金もかからない。それ以外は泊を伴いお金もかかる。七面山は体力も必要。いつまで続けられるか。

 続けることにどんな意味があるんですか?

 そう言われてもね。ただ、毎年やってることだからとしか答えようがない。
 たまたま、そういう機会があって、今年も、また今年もと続けているうちに、気がついたら10年以上になりましたねというだけで、別に深い意味なんてないですよ。

 自身の行動の一つ一つに、すべて意味がなくてはいけないんですか?
 まあ仕事だったらそうでしょう。
 でも、プライベートには、特別に意味がない行動があったっていいんじゃないですか。別に世の中や他人に迷惑をかけているわけじゃなし。

 と、そういう私も、かつては行動の意味について、いちいち突き詰めようとしていたわけですよ。で、この先に待っているのは、「そもそも生きる意味とは」なんていう面倒くさい話なわけで、下手をしたら、生きることに大した意味はないなという結論になってしまったりする。

 「意味分かんねえ」 
 人を非難するとき便利に使われる言葉だが、分かんないはずだよ。始めっから意味なんてないことがほとんどなんだから。
 と、自分に有利な論理を展開しつつ、来年も続けることになるだろう。
 意味のない行動にお付き合いしようという方。来年の七福神めぐり、ご一緒しませんか。

 
今日の動画「もう少し続けてみる」ことの重要性

事件のあった神社に「家内安全」を祈っていいものか

 深川・富岡八幡宮が大揉めに揉めておる。どころか死者まで出た。
 本所・深川界隈、また富岡八幡宮は、時代小説によく登場する。個人的趣味の範囲で言えば、古くは池波正太郎、現役作家では宮部みゆきや山本一力あたりか。

 「伊勢屋 稲荷に犬の糞」
 江戸時代、地方から出てきた商人が出身地を屋号としたため、江戸の町には、伊勢屋・三河屋・近江屋などがあふれた。中でも伊勢屋が多かったとか。稲荷はお稲荷様、稲荷神社で、これまた多い。最後の犬の糞は解説の必要はあるまい。いずれも、そこいらにこれでもかとあるもの。

 で、話は神社なのであるが、全国8万社といわれる神社の中でも、八幡神社(八幡宮)は、稲荷神社と並んで多いのだそうだ。
 若いころ何度も行ったのが鎌倉の鶴岡八幡宮。京都の石清水八幡宮には今夏行ってきた。富岡八幡宮にも何回か訪れたことがある。今年の東京マラソンはコースが新しくなり、富岡八幡宮前を通るようになった。

 富岡八幡宮のように宮司(ぐうじ)が女性という神社は割合としては少なく1割程度と言われている。
 全国の神社を包括する組織として「神社本庁」がある。「庁」と付くがお役所ではなく、宗教法人だ。京都・伏見稲荷大社、靖国神社、日光東照宮など、神社本庁に属さない単立宗教法人もあるが、多くは神社本庁の下にある。

 その神社本庁が、女性宮司をなかなか認めたがらず、それで富岡八幡宮は神社本庁から離脱したという経緯があり、そのあたりも今回の事件の伏線の一つと言われている。

 神や仏に仕える人々は、さぞ清廉潔白だろうと思いきや、仏教・神道の世界は争いごとが絶えないのである。
 家督争い、後継者争いは年中のことだ。やれ宗派離脱だ、分派だ、独立だとかまびすしい。宗教上の理念など信仰に関わることならまだしも、たいていは利権がらみ、つまり「お金」の問題だ。

 そろそろ初詣のシーズンだが、殺人事件のあった神社に「家内安全」をお祈りしに行っていいものか。ちょっと二の足を踏みそうだ。
 ただ、われわれは、宮司や禰宜(ねぎ)・権禰宜(ごんねぎ)といった神職の方をお参りに行くのではなく、そこに祀られている神様を参るのであるから、そこは割り切っていいのかもしれない。
 富岡八幡宮の御祭神は、誉田別命(ほんだわけのみこと)、すなわち第15代応神天皇である。


今晩京都泊。明日、「戸津説法」を聴くため

 夕方、京都にやってきた。
 明日、比叡山の麓、坂本の東南寺で行われる「戸津説法」を拝聴するためだ。

 「戸津説法」の戸津は地名で、この地で行われる高僧(偉いお坊さん)の法話(仏教についてのお話)が「戸津説法」。
 毎年、8月21日から25日までの5日間行われる日本天台宗の行事で、説法師は毎年1名ずつ選ばれる。

 「戸津説法」の説法師を務めると、その後、「望擬講(ぼうぎこう)」、「擬講(ぎこう)」、「己講(いこう)」、「探題(たんだい)」と位階を昇って行って、最後は、天台宗の最高位である「天台座主(てんだいざす)」になる可能性があるので、「戸津説法」は座主への登竜門などと言われている。

 天台座主は終身の位なので、次に控える探題が座主に昇格するのは、座主が亡くなられた時だけである。継承順位が決まっているので、前座主の半田孝淳師が亡くなったときも、即日、現座主の森川宏映師が就任した。
 
 今年、説法師を務めるのは、横浜・円満寺の西郊良光住職で、私はちょっとしたご縁があり、めったにない機会なので、この際拝聴させていただこうということで、はるばる琵琶湖の畔までやって来たという次第である。

 西郊良光師は、私より10歳上の76歳だと思うが、この世界ではまだ若い部類ということだ。前の半田座主も、今の森川座主も、90歳を過ぎて就任しているくらいだから、それも頷ける。

 「戸津説法」の様子はツイッターでお伝えする。
(って、ほとんどの人は興味ないと思うけど)
 

京都日帰り、石清水八幡宮参拝の旅

 昔ならった吉田兼好「徒然草」五十二段。

 ●原文
 仁和寺にある法師、年よるまで岩清水を拝まざりければ、心うく覚えて、あるとき思ひ立ちて、ただ一人、徒歩より詣でけり。
極楽寺、高良などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけり。
 さて、かたへの人にあひて、「年ごろ思ひつること、果たしはべりぬ。聞きしにも過ぎて尊くこそおはしけれ。そも、参りたる人ごとに山へ登りしは、何事かありけん、ゆかしかりしかど、神へ参るこそ本意なれと思ひて、山までは見ず」とぞ言ひける。
 少しのことにも、先達はあらまほしきことなり。

 ●現代語訳
  仁和寺にいた法師が、歳を取るまで岩清水八幡宮を拝みに行ったことがなかったので、残念に思っていたが、ある時思い立って、一人で歩いてお参りに行った。極楽寺や高良神社などを拝んで、これでいいだろうと思って帰ってきた。
 後で仲間にあって「ずっと思ってきたことをついに実行したよ。聞いていた以上に尊かったな。そういえば、参拝客の中に山に登っている連中がいたけど、何かあったんだろうか。まあ、気にはなったんだが、神に参拝するのが本来の目的だから、山には登らなかったよ」と言った。
 ほんの小さなことでも、案内してくれる人は必要だよな。


 というわけで、年をとるまで行ったことがなかった石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)を参拝。
 京都駅から、JR奈良線、京阪電車を乗り継ぎ「八幡市駅」下車。
 徒然草で予習していたので、ちゃんと山まで見て来た。
 
 二所宗廟(にしょそうびょう)という言葉がある。
 皇室の祖先を祭る二つの神社のことで、伊勢神宮と石清水八幡宮がそれである。
 (古くは、石清水八幡宮ではなく大分の宇佐神社だったと言われる)

 伊勢神宮には何度も行っているので、まだ行ったことのない、石清水八幡宮を参拝したという次第。

 石清水八幡宮02
 山頂まで「男山ケーブル」(片道200円)を使うという手もあるが、ここは徒歩(かち)より詣でけり。

 石清水八幡宮03
 仁和寺(にんなじ)の法師は、「山までは見ず」、つまり、これを見なかった。

 

 
 


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梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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