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出会っただけでは何も始まらない。大事なのはその後のストーリー

 彩の国進学フェア2日間で、いろいろな人と名刺交換した。
 もらった名刺はそのうち要らなくなるので処分した。が、念のため、「Wantedly people」というスマホ・アプリに入れておいた。パシッとカメラで撮るだけだから。

 名刺管理は意味がないと以前にも書いた。
 1割か2割の人とは、その後(名刺交換した後)、改めて会ったり、携帯やメールで連絡を取り合うようになる。するともう名刺は不要になる。残り8割か9割の人とは、その後、何も起こらない。すると名刺は不要になる。どちらに転んでも不要な紙くずになる運命だ。いちいち整理するのは時間の無駄だ。バカのやること。

 名刺は出会いの証だ。
 だが、出会っただけでは何も起こらない。どちらかが、アクションを起こし、そこから物語が始まる。

 と、ここまで書けば、察しのいい先生方はもうお分かりだろう。
 2日間のフェアで、何組の親子と面談したかというのは、何枚名刺配ったかというのと同じことだ。出会っただけでは何も起こらない。まだ、物語は始まってはいませんよ。
 ましてや通りすがりに無理やりパンフを手渡したなんていうのは、駅前で配るポケットテッシュほどの効果しかない。

 事前にホームページで、「ぜひお越しください」とか書いておきながら、今日のホームページに「お越しいただいた皆様ありがとう」のお礼の言葉さえない学校が多いこと。私立高校は、もう5月ごろからこの手の合同説明会やフェアに出まくりなんだが、公立高校にとっては、数少ない機会なのだから、そのくらいはやって欲しいね。

 私がサラリーマンで営業をやっていたとき、その会社では、名刺交換した人にはその日のうちに礼状を書くことが義務付けられていた。今ならメールかもしれないが、昔のことだ。出会いそれ自体には意味はなく、出会いに意味を持たせるのはその後の行動である。

 皆さんもその場で意気投合して盛り上がっても結局それっきりだったという経験あるでしょ。その後のストーリーなんですよ。物語を始めてください。


 20180723大宮商業
 大宮商業ブースで見かけた貼り紙。「スピーディーブース たくさんのブースを回りたいあなたにおススメです。1分55秒で宮商の基本が分かる」。すぐ終わるから、ちょっとだけでも聞いてってというわけだ。。募集に苦戦する商業高校の、いわば「弱者の戦術」だが、何とかしなきゃという先生方の気持ちは伝わってくる。それと、普通なら3分と言いたいところだが、1分55秒としたところにセンスを感じる。頑張ってくれ。

これだけ酷暑だ熱中症だと騒がれりゃ、来場者減るよ

 20180722彩の国進学フェア
 来場者は入口と出口(各1箇所)で手動でカウント。写真は出口カウント。会場内の滞留者を一定に保つため。

 彩の国進学フェア終了。
 第1日目来場者2万6588人(昨年より2064人減)
 第2日目来場者2万5193人(昨年より6042人減)
 トータル来場者5万1781人(昨年より8106人減)

 昨年実績から、今年は6万人超えかと不安半分、期待半分で迎えた進学フェアだったが、結果は8千人減。
 気づいていない人もいるが、このフェアは読売新聞(東京本社さいたま支局)の主催だ。その張本人である読売をはじめ新聞・テレビが、これだけ酷暑だ、熱中症だと大騒ぎすれば、「じゃあ、やめとくか」と思う人が大勢いても不思議ではない。来場者減の主たる理由は、酷暑や熱中症に関する過剰な報道だろう。

 学校に求められるのは次のアクションだ。
 ブースを訪れて相談したり、パンフレットを受け取ってくれた受験生を、学校での説明会、体験入学、相談会に誘導して行かなければならない。そこからが本格的な募集活動だ。
 このフェアは、きっかけ作りだ。そのための場を提供するものだ。
 ということをフェアの企画者の一人として言っておこう。

 ところで、高校野球はどうなった?
 花咲徳栄と上尾が決勝に勝ち上がった。そうだろう。
 優勝予想は、南大会が浦和学院、北大会が花咲徳栄。理由は兵力(部員数)の差。

彩の国進学フェア1日目、暑さのせいか来場者減

 20180721彩の国進学フェア1日目

 彩の国進学フェア第1日。
 来場者2万6588人。
 昨年の第1日目が2万8652人だったので、2千人ほど少ない。暑さの影響があったかもしれない。
 明日は10時予定をやや早め9時30分開場。
 
 今日は主に私立のブースを回り写真を撮った。明日は公立を回ろう。
 それ以外の時間、これと言って役割のない私は主に会場の右手奥の方に運営本部というのがあって、そこでボッーとしているのだが、学校の先生、塾の先生、かつての教え子、業界関係の人、見ず知らずの人などが次々にやって来るので退屈しない。

 見ず知らずの人っていうのが面白いが、最近は新聞でもブログでもTwitterでも、名前出し顔出しでやっているから、ちょいと声をかけてみようという人がいるのかな。

 と、いうようなわけで、暇こいてるので、見かけたらどうぞ声をかけてください。
 今日は大した仕事してない割には(寄る年波で)疲れたのでここまで。


 高校野球。
 南埼玉大会(数字は部員数。左側が勝ち予想。青字が実際の勝ちチーム)
 浦和学院96―76聖望学園
 川越東98―73川口
 ということで、部員数が多いチームの勝率は50%。南大会決勝は浦和学院対川口となるが、私の予想では部員数の多い浦和学院の勝ち。ただし、26年の大会では川口が勝っており、それ以後、浦和学院は27年白岡、28年市立川越と公立に敗れ、浦和学院にとって公立が鬼門となっている。川口にも勝機あり。
 明日の北埼玉大会準決勝。
 花咲徳栄163―76滑川総合
 上尾91―89昌平
 花咲徳栄の優位は動かないが、上尾と昌平は部員数が拮抗しており互角の勝負。
 

学校からも来場者からもお金を取らないフェアの仕組み

 20180720彩の国進学フェア前日準備
 彩の国進学フェア。前日のスーパーアリーナ。 
 
 明日から「彩の国進学フェア」。今日は前日準備(各学校のブース作成、資料等搬入)。

 今日の話題は、みんなが知らない進学フェアの経済学。
 つまり、お金の話だ。

 イベントを開催するには費用がかかる。
 たとえば、さいたまスーパーアリーナを一番広い形(スタジアムモード)で借りると、1日700万円(土日)かかり、2日で1400万円。前日と前々日は設営のために借りるが、費用はその半額。
 ということで、会場借用料だけですでに2000万円以上。

 これに会場設営費、冷房費、椅子やテーブル等の借用費、警備費、アルバイト・スタッフ人件費、広報費等々を積み上げて行くと、とてつもない金額になる。

 では、この費用をどうやって捻出するか。
 この手のイベントでは参加する学校から10万、20万といった参加料(ブース料)を徴収するのが普通だが、彩の国進学フェアは基本的にブース無料。学校からはお金を取らない。
 当初、私が描いたプランは、埼玉県内全公立・全私立が参加する全国初の公私合同フェアだった。仮に有料だと公立の参加が一部に限られるだろう。公立の募集広報費は微々たるものだ。
 じゃあ私立は有料で公立は無料。って、まさかそれはないだろう。
 ならば全部無料だ。もちろん来場者からもお金は取らない。

 オマエ、頭大丈夫か。
 実際、そう言われたよ。

 でも、協賛企業を募って、そこから協賛金を集めれば何とかなるはずだ。会場の出口に近いところに塾などがブースを出しているでしょう、あれが協賛企業。それと埼玉県外の学校からは特別参加ということでブース料をいただいている。それとプログラムにもいろんな企業や学校に広告を載せてもらっている。
 それでギリギリ。

 主催の読売新聞が、これは読者サービスの一環として行っているものだから、利益優先じゃなくていいんだよという態度なので助かっているが、赤字が膨らむと続けられない。学校からも受験生からもお金をとらないで、どうやって収支バランスをとるか。頭の痛い問題だ。

 

進学フェア6万人、過去最高の入場者

 彩の国進学フェア。
 2日間合計で5万9887人が来場し、過去最高。
 来年は6万人を想定した準備が必要かもしれない。

 第1回目が行われたのは2001年8月3日、4日。場所は大宮ソニックシティ。
 入場待ちの人々が大宮駅構内まであふれ、ここでは無理(危険)ということで2回目から、2000年開業のさいたまスーパーアリーナに会場を変更した。
 その後、各高校が積極的に広報してくれるようになり、中学校や塾の先生方も勧めてくれることもあり、今日の盛況に至った。

 目下の悩みは2020年問題。
 さいたまスーパーアリーナが東京五輪のバスケットボール会場となるため使用できない。その前年、2019年の使用についても不透明だ。
 県内には他にこれだけの規模のイベント会場はなく、どうしたものかと思案中である。

プロフィール

梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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