FC2ブログ

生徒が集まらない原因はそこじゃないから

 平成31年度入試の実施要領と、各校の選抜基準が発表されたので、塾の先生方は暇なとき(はないと思うが)、見ておいて欲しい。

 31年度公立入試 各校の選抜基準

 私は今、「埼玉県公私高校進学ガイド」という自社発行書籍を制作中で、その中で必要があるので、全校全学科に目を通す。
 
 何でもそうだが、繰り返しやっていると勘が働くようになる。
 前年と変更になっている学校が分かるのだ。

 変更になっている学校は、募集で苦戦している学校の中にある。
 今の方式になった最初のころは、年度ごとに結構変更があったのだが、さすがに最近は安定して、前年通りの学校が多い。変えてくるのは募集で苦戦している学校だ。

 まあ、変えた理由は各校さまざまと思うが、選抜基準をいじっても、そこは募集と関係ないから。
 分かってると思うけど。

 私立が相談基準(「偏差値など)を変えると影響はあるが、公立の選抜基準は、募集(受験者数)とほとんど関係ない。受験生はそこを見て決めてるわけじゃないから。

 受験生が集まらなくて苦労している学校は、精神論っぽくなるけど「汗をかくこと」しかない。
 説明会や相談会の数を増やす。
 中学校や塾への訪問回数を増やす
 いわば営業活動だが、こういう泥臭い活動なしに受験生は増やせない。

 媒体(新聞雑誌)などへの露出を増やすのも有効だが、お金がかかる場合がほとんどだ。しかし、露出が増えて知名度が高まっても、これはいわば種まきみたなものなので、刈り取りは人力でやらなければならない。ということで、やっぱり「汗をかく」。
 だから、えんぴつなめなめ数字をいじくったぐらいじゃ何も解決しないぞ。と言っておこう。

 ただ、現実を前にして何もやらないよりはましだ。
 次にやることは、「選抜基準が変わりました」というのを話のタネに中学校や塾を回ることだ。 

速報、埼玉県公立高校入試募集人員が発表された

 平成31年度埼玉県公立高校入試の募集人員が発表された。

 詳しくはコチラ↓
 平成31年度入試・募集人員

 概要は次のとおり。
 1 全日制募集は139校
 2 募集人員は前年比680人減の3万8040人
 3 募集増は1校(鷲宮240人→280人)
 4 募集減は18校(計720人減)

 募集人員を減らす学校は次のとおり。
 (いずれも40人減。特に学科名の記載がない学校は普通科である。※印は前年度募集人員増を行った学校である)
 上尾南(280→240)
 大宮東・普通(280→240)※
 川口青陵(320→280)※
 川越(400→360)※
 川越女子(400→360)※
 川越初雁(240→200)
 越谷南(360→320)
 狭山清陵(240→200)
 蓮田松韻(240→200)
 蕨・普通(360→320)※
 市立浦和(360→320)※
 大宮北・普通(320→280)※
 熊谷商業・情報処理(80→40)
 皆野・商業(80→40)
 越谷総合技術・電子機械(80→40)
 新座総合技術・総合ビジネス(80→40)
 幸手桜(240→200)
 寄居城北(240→200)
 進修館は普通科40人の募集を停止し、総合学科に統合する(総合学科160→200)。

 上位校では、川越・川越女子・蕨・市立浦和・大宮北などが40人減となっているが、いずれも前年度(30年度)人員増を行っているので、元に戻った形だ。
 全日制680人減の理由について県立学校人事課は「中学卒業予定者が、本年度より1050人減少する見込みであることを考慮したため」としている(20日付埼玉新聞より引用)。
 
 
 
プロフィール

梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
当ブログを訪問された方
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード