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学習指導要領ぐらい読んどいたほうがいいんじゃないの

 「中学校における平素の学習を重んじ、中学校学習指導要領に基づいて出題する
 これ、「 平成31年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における学力検査問題の出題の基本 方針」というのに出てくる文言。
 全国どこの県でも、だいたい同じ。

 大事なのは「中学校学習指導要領に基づいて出題する」の部分。
 ということは、問題作成者は、学習指導要領をしっかり読み込んで問題を作成してるってことでしょ。基づかない問題を作ったら、大変なことになる。もちろん教科書もチェックするが、その前に学習指導要領。

 というわけなので、テレビの入試番組に出たり、受験情報紙に記事を執筆している私も、当然、学習指導要領を読むことになる。元ネタを当たるのが一番確実だからね。
 敵(?)が、読んでるなら、攻めるこっちも読んでおく。

 ところが。
 「チラッと見たことがあるけど、ちゃんと読んだことはない」。
 って、おいおい大丈夫か。
 プロなら読んどきなさいよ
 と、塾の先生に言ってるわけだ。

 しつこく言うけど、出題は学習指導要領に基づいてるんだよ。
 ここから出すって言ってるも同然じゃないか。

 5教科全部となると結構な分量になるが、今日は国語、明日は数学とやっていけば、そう時間をかけずに読破できる。
 紙の本でも読めるが(安いよ)、文科省のホームページにもあるから、入手は簡単。

 まあ、いろんな考えの人がいるから、無理にとは言わないが、これからもプロとして食って行こうと思うなら、決して無駄になることはないから、一度は読んどきなと、先輩としてアドバイスしておこう。

ほわッとした「目標もどき」じゃダメなんですよ

 20190104仕事始め

 学校はまだだけど、塾はもう始まってますね。
 だから、今日は塾の先生向け

 「それは目標じゃない。ただの願望だ

 目標と願望の違いを子供たちに叩き込んでやったほうがいい。願望(夢)があったっていいが、それと目標とをごっちゃにしてはいけないと教える。

 目標ならば期限を区切れ。数値化しろ。

 「○○高校合格」
 これを目標と言い張るなら、これ以上は言わないが、ただの願望だ。紙に書いて壁にでも貼っておけば「頑張ってる感」だけは味わえる。
 
 「1月中に、英単語をあと100個覚える」
 期限も入っているし、数量も入っているから、これなら目標と言っていい。あとで客観的に検証することができる。

 生徒「あと2か月、数学頑張ります」
 先生「そうか。頑張れよ」
 って、コントやってんじゃないんだから。

 関数なの?図形なの?計算なの?確率なの?
 ターゲット絞りなさいよ。
 あと何問解けば、いいと思う?
 とりあえず量を決めてみなさいよ。あとで変更してもいいからさ。
 で、それをいつまでにやるの?今日は何するの?
 受験勉強に「明日から」っていうのはないんだよ。

 残り時間が少なくなっているのだから、ほわッとした「目標もどき」じゃダメなんですよ
 というようなことは、すでに先生方お分かりのはずなので、今後はさらに徹底してくださいねということだ。

再度、求む強力なパートナー(お手伝いじゃなく)

 はるか遠い記憶だが、クリスマスになると庭のモミの木を掘り出してきて、そこに飾り付けをしていたな。終わったらまた元に埋め戻す。そのうち木が育ち過ぎて、掘り出すのも家の中に運び込むのも困難ということになって、この習慣は終わった。
(クリスマスで思い出したので、書いておいた)


 さて本題。
 一昨日、「問題予想やろうぜ」と書いたら、さっそく協力したいと名乗りを上げてきた塾長がいた。
 はい、その反応(リアクション)の速さが大事です。個人塾の塾長なら上司や本部の許可は不要で、自分さえ決心すればいいのだからスピードで勝負。では、やりましょう。

 連休明けたら連絡しますが、それまでに考えておいてほしいこと。

 「自分も手伝いたい。何か自分にできることがあったら言ってほしい」
 こんな内容のメッセージが届いたわけだが、私は手伝ってくれとは言っていない。欲しいのは強力なパートナーだと言っている。
 重要なことなのでもう1回。「欲しいのは強力なパートナー」。

 あなたは「何をしたいのですか?」、「何ができるのですか?」、「どんなアイディアを実現したいと思っているのですか?」。
 そこです。
 私の言う「強力なパートナー」とは、そういう思いを持ってる人。

 思いは持っていても実現できていないことってありますね。
 それを、私と組むことによって実現できるかもしれない。
 なんて言うと、「何を偉そうに」と思う人もいるはずだが、そう思う人は、独力でやるか、もっと有能でパワフルなパートナーと組めばいいじゃないですか。

 連絡をくれた塾長さんも、きっとやりたいことがあるんでしょう。アイディアも持っているんでしょう。ただ、年長者に配慮して「お手伝いさせてください」とへりくだっている。

 来週。さっそくアイディアをぶつけ合いましょう。

 今日の動画「読書10冊でスタートライン」

塾には五、六歩先を行ってもらいたいね

 広島県教育委員会が県立高校における「スマホ校内持ち込み容認」に向け、大きく舵を切ったというニュース。
 でも、まだ検討段階。皆さんのご意見をお聞きする段階。

 役所が審議会だの検討会議だのを作る場合は、すでに方針が決まっていて、それをオーソライズ(正当化)するためというのがほとんどなので、ご意見をお聞きする段階で、方針は既定だろう。

 以前、私の知り合いが、教育がらみの何とか検討会議のメンバーに選ばれたと喜んでいたので、どんな意見を言ったって結論に反映されることはないよ。最初から決まってるんだからと言ってやったら、ちょっとガッカリしていた。そこで、とりあえず有識者の仲間に入れてもらったんだから、そこだけ嬉べばと慰めたが、複雑な表情をしていた。まったく、いい年して世の中を知らないんだから。

 さて、意思決定プロセスの話である。
 公のやることには面倒な手続きが付き物なのである。民主主義というのは実に厄介な代物だ。しかし、税金を使ってやることだから慎重であって欲しい。
 ということが分かっているから、議論には時間をかける。その長さや回数が慎重さ、真剣さの証となるのだ。加えて後々のエクスキューズにも

 では、翻って民間企業である塾や、私立学校はどうか。
 私立学校には助成金・補助金の形で公費が投じられており、公共性が高い存在であるが、基本的には「私」なのであるから、ものごとの決定に関しては、直接の顧客に対する説明だけで済むのである。直接的には利害が発生しない納税者に対しての説明は不要。「公」はそれが必須。

 四方八方に目配りしながら慎重に(超ゆっくり)、ものごとを進めなければならない「公」に比べれば、数倍の速さで意思決定し、実行できる強みを持ちながら、それを活かしきれていない場合が見かけられる。実にもったいない。

 今回たまたま例として挙げた「スマホルール」にしたって、「公」の方がこれから議論しようというんだったら、「私」の方は、とっくに決めて、とうの昔に実践してなきゃいけないでしょう。で、その結果を向こうが参考にすればいいんですよ。

 特に塾の先生方には、一歩と言わず、五、六歩先を行ってもらいたいと思っています。

 今日の動画「動画の量産、練習中」

土曜公開授業を見に行けばいいじゃない

 一昨日のエントリー「教育業界で生きるなら~」に、「公立を見る機会がない」というコメントが入っていたので、公開授業見に行けばいいじゃないかと書こうと思っていたら、別の読者の方がコメントを寄せてくれて、すでに答えを出してくれてましたね。有難うございます。

 そう、少ないながら機会はある。
 土曜公開授業を見に行くという手が。

 土曜公開授業をやっているのは、当然ながら土曜日も授業をやっている学校で、そういう学校はいわゆる上位の進学校なので数は限られるが、生徒の様子を見るにはいい機会だ。
 同日に学校説明会が開かれるときはお客さんも多いが、そうじゃない場合はそんなに多くないので目立ってしまうかもしれないが、せっかく向こうが「公開」って言ってるんだから、見に行ってあげましょうよ。

 ちなみに、公立の土曜公開授業は、学校5日制対策として始まった。
 5日制になり土曜日に正規の授業は出来なくなったが、「公開授業」という特別なイベントならいいでしょう、というわけだ。イベントに名を借りて授業をやっちゃう作戦。
 ただし今は、公開授業という形を取らなくても土曜授業はできるみたいだ。

 あとは、学校説明会を見に行くこと。
 受験生・保護者向けのやつ。
 私は、私立も公立も、こっちを見に行くように努めている。

 塾の先生方は、推薦基準などを聞くために塾対象の説明会に行くことが多いと思うが、授業を見たり、生徒の様子を見たいなら、むしろ受験生・保護者向け説明会がおススメ。
 公立は敷居が高いと感じているかもしれないが、そんなことはない。まともに生徒募集を考えている学校だったら、受験生を送り込んでくれる塾の先生はウエルカム、大歓迎のはず。ただ、お茶一本出ないからね。そのつもりで。
 私は知り合いが多いので、こっそり行ってもバレちゃうケースが多いが、それでも特別扱いなし。というか、そうしてくれないと、かえって行きづらくなる。受験生・保護者に混ざって、話を聞き、授業を見、在校生と触れ合う。これはいい経験だ。

 公開授業も学校説明会も、ほぼ土曜日限定なので(説明会は日曜もあり)、スケジュールを合わせるのが難しいが、これからも出来るだけ行ってみようと思っている。
 見かけたら声かけてね。

 
プロフィール

梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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