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いつまで続く「年金もらわず税金払う」の生活

 全力疾走かスローダウンか。

 年寄りには若い人たちにはない悩みというのがあるわけですよ。

 少子高齢化だ。えらいこっちゃ。どうするのよ。
 でも、そういう世の中は誰が作ってきたのかと言えば、私たちの世代なわけだ。今の若い世代は「少子」には関与していない。
 つまり、一般論として言えば、私たちの世代は「少子が問題だ」と他人事のように騒ぐ資格はないということ。

 子供が生まれたことがニュースになる時代。
 「はい、ただ今○○市総合病院前から中継をしています。本日未明、○○さんご夫妻にご長男が誕生されました。○○市としては5年ぶりの赤ちゃん誕生ということで、朝早くから市民がお祝いに駆け付けています。先ほどお見えになった市長も、祝賀式典・パレードの準備を早急に進めたいとおっしゃっていました。喜びに沸く○○市民病院前からお伝えしました」
 アハハッ。まさかね。

 ということで、意外と責任感の強い私は、堂々の年金世代でありながら、若い世代の負担をほんの僅かでも軽減するため、自力で生きることにこだわっているわけだ。
 年金もらわず税金払う。

 「年寄り、引っ込め」とか言う連中。
 なるほど老害か。ああ、いいよ。いつでも引っ込んでやるよ。でも、その分だけオマエも大変になるんだぜ。
 だからさ。尊敬しろとか感謝しろと言ってるんじゃない。そのほうが都合がいいだろうって話だ。

 が、そういう私も、全力疾走はさすがに厳しくなってきた。ちょっとペースゆるめようかなという誘惑にかられる。
 ただ、それをすると、たぶんボケる。いや、たぶんじゃない。絶対にボケる。自信を持って言える。
 やっぱり全力疾走しかない。

 今日の動画「公立こそ定員割れが許されない」

正義のオバサンとクレーマーは紙一重

 昨日のマラソン大会での出来事。

 出走前のトイレには長蛇の列、というのはランナーにとってお馴染みの光景である。
 並んだボックスによる運不運がないように、ボックスが10あろうが20あろうが、列は一列で空いた所に順に入るというのがお約束。

 と、そこに、応援にやって来たと思しき母と息子(小学校低学年か)が現れる。
 息子「ガマンできない」
 母「順番なんだから我慢して」
 すると、最後列に並んでいたランナーが、「少しでも前の方がいいよね」と順番を譲る。それを見ていた別のランナー数人が、「一番前に行きなよ。係の人に言えば大丈夫だから」と母と息子に言う。
 どうしようか迷う母に、「じゃあ、一緒に行って頼んであげよう」というランナーが現れ、息子は無事列の先頭へ。
 まあこれが大人の対応ってものでしょう。

 今日の銀行での出来事。
 正義のオバサン登場。

 月末を控え、結構長い列が出来ていたが、突然、「ちょっと、並んでるんですけど」と大声が響く。
 誰かズルしたのか?
 いや、そうじゃなかった。
 フロアー係の女性がすぐに「こちら、記帳専用の機械ですので」と説明したので、正義のオバサンの勘違いと判明。とんだ赤っ恥だ。

 ところが正義のオバサン、「あら、ゴメンナサイ。アタシ勘違いしちゃった」とでも言えば可愛げがあるものを、「もっと分かりやすくしときなさいよ」と攻撃の矛先を銀行に向けやがった。

 で、この光景を眺めていた私は、正義のオバサン(もちろんオジサンの場合もあるが)と、クレーマーとは、紙一重だなと思ったわけである。
 不正が許せない性分というのはあるものだ。と言うか、本来そうでなくてはいけないのだが、どうもこれが高じるとクレーマーに転じてしまう危険性があるようだ。正義をかざして他人に文句をつけるのを喜びにしてしまう人ってことかな。

 さて、この正義のオバサンが、もし昨日の現場に居合わせたら、どんな対応をしただろうか。
 親子は別に順番を無視したわけではなく、皆さんの好意でそうなったのだから、何の問題もないのだが、正義のオバサンだったら「ちゃんと家で済まして来なさいよ」とか、「もっと早めにしときなさいよ」と、ひとこと言ったかもしれない。

 教訓(と言うより反省)。
 年をとると、視野が狭くなり、想像力が乏しくなる。自分の経験や考えだけが正しいと思い込むようになる。
 「限りなくクレーマーに近い正義のお爺さん」にならないように注意しないと。

年寄りも真剣に「生き方」を考えなきゃいけない時代

 最近の若い者は・・・

 すごいな。しっかりしてるな。

 体操の宮川紗江選手の記者会見を見ていてそう思った。宮川さんはオリンピックや世界選手権という大舞台を踏んでいるし、マスコミのオッサンたちより、よほど度胸が据わっているんだろうが、それにしても大したもんだ。
 宮川さんは1999年9月生まれで、間もなく19歳。今年3月高校を卒業したばかり。埼玉県新座市の西武台高校だ。
 高校時代は学校の体操部には所属せず(そもそも西武台には体操部がない)、クラブを拠点に活動していたようだ。

 宮川選手で思い出したのだが、日大アメフト部で悪質タックルを犯したのも宮川泰介選手だった。やったことはまずいが、謝罪会見のときの態度は立派だと思った。
 
 二人の宮川選手。
 私らとは育った時代も環境も違うわけだが、堂々とした振る舞いを見ていると、今の若いもんも捨てたもんじゃないなと、ちょっと嬉しくなったりする。

 その一方。
 情けないのは大人たちだね。
 次から次と出てくるみっともない老人を見ていると、同世代として恥ずかしい。

 「てめえらのせいで年寄りが嫌われるじゃねえか。引っ込めジジイ」。
 と言ってみたものの、実は自分自身もどこかで誰かに言われているかもしれない。
 だが、本人気づかない。ここが恐いところだ。

 昔は、定年で仕事を終わると短い老後を経て、人生のほうも直に終わったのだが、今はそうも行かなくなった。
 生き方なんてものは若者が考えりゃいい。俺たちが考えるのは死に方だ。
 などと、半分冗談で言ってきたが、これからは年寄りも真剣に生き方を考えなきゃいけないようだ。
 
 
 

行方不明の男児発見、78歳ボランティア爺の元気の源は何だ

 いろんな79歳がいるもんだ。
 日本ボクシング連盟会長の山根明会長、1939年(昭和14年)生まれ。
 山口県周防大島町で行方不明の男児を発見した大分県在住の尾畠さん、同じく1939年(昭和14年)生まれ。干支で言うと、私の一回り上の兎年。

 12日から行方不明になっていた2歳男児が15日朝、ボランティアで捜索に参加していた男性により発見され、無事保護された。男児は山中で3夜を過ごしたことになる。夏場とはいえ、よく生き延びたものだと驚いたが、もっとビックリなのは発見者が78歳のボランティア爺だったことだ。

 ニュース映像を見たが、間もなく80歳とは思えない壮健ぶり。装備も一目で年季が入っていることが分かる。65歳まで魚屋をやっていて、仕事を辞めてからは世の中のためになることをやろうとボランティアを始め、東北大震災の際も南三陸町で500日のボランティア活動を行い、つい最近も豪雨の広島にいたというから、ボランティア歴は半端じゃない。金はないから全部車中泊だと言っていた。
 もしかしたら、近所では変わり者の爺さんと思われているのかもしれないが、現に人の命を救っているからね。立派だよ。

 この爺さん、言葉もはっきりしている。細かい記憶も確かそうだ。車中泊で日本中どこでも行くし、山にも登るという驚くべき体力なのだが、その源は何なのだろう。

 自分自身の生きる目的を持っている。
 そしてその目的が、人の役に立っているという部分で社会としっかりつながっている。そういう意味では、仮に年金生活だったとしても現役を続行しているわけだ。

 世の中から、あるいはまた、他人から必要とされているという状況が人を生きさせるのだという説を聞いたことがある。
 爺さん婆さんが行方不明で捜索されることはあっても、捜索する側に回るなんてことはめったにあるまい。それを可能にした驚異の体力を支えているのは、生きる目的ではないだろうか。

 そういう点ではボクシングの山根明さんにだって生きる理由や目的はあるんだろうが、その方向性がずれちゃうと老害と言われるんだね。
 注意しようと思った。

年寄り引っ込め。いや、それじゃ若者の負担が増えるぞ

 中曾根康弘元首相が5月27日、100歳を迎えられた。慶賀の至り。
 1918年(大正7年)生まれという。第一次世界大戦が終結した年である。ちなみに田中角栄元首相も同年5月4日生まれ。

 中曾根康弘氏は1982年(昭和57年)から約5年間首相を務めた。子の弘文氏は参議院議員(元文相・外相)、孫の康隆氏は衆議院議員。弘文氏の妻は今を時めく?前川喜平氏の妹、という話はどうでもいい。

 中曾根康弘氏はとうの昔に政界の第一線を退いたが、マレーシアではマハティール氏(92歳)が首相に返り咲いた。何てことだ。
 わが国では「憲政の神様」と謳われた尾崎行雄(1858~1954)が94歳まで衆議院議員を務めた例があるが、現在の国会議員では80歳を超える人はごく少数だ。

 「老害」という言い方がある。
 政界や企業で世代交代が進まず組織が硬直化している状態。

 年寄り引っ込め。
 私もちょっと前まではそう言ってきたが、今は言われる立場に変わった。
 自分がそういう立場になったからというわけではないが、「人生100年時代」が現実味を帯びてきた今、年寄りは引っ込まない方がいい。

 健康という幸運に恵まれた年寄りが、引き続き社会の第一線で働き、年金をもらわず、逆に税金や社会保険料を払う側に留まっている方が若い世代の負担は軽くなる。だから、若い人々も不用意に「年寄り引っ込め」などと言わないことだ。

 今の年寄り世代は、だいたい60歳あたりをゴールと設定してそれまでの人生を生きてきた。あとは趣味や孫の面倒でもみて余生を過ごすか。
 ところが、いざ設定したゴールに近づいてみると、どうもここはゴールではなさそうだ。さて、どうしよう。
 というわけで、私の周りにもいい歳して「生き方」に迷う年寄りが大勢いる。

 80歳を過ぎ、90歳を超してもまだ現役。
 昔なら、いい加減にしたらと言われたものだが、今やかれらは立派なロールモデルだ。見習おうではないか。

 明日は生活習慣病予防検診に行ってくる。

プロフィール

梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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