「夏に伸びる」って本当だろうか

 明日から7月。
 夏休み目前だ。

 ところで、多くの受験生及び保護者の皆さんは、何となく夏休みに力が伸ばせると思っているんじゃないか。
 ぜひそうあって欲しいものだが、本当にそうなのかをもう一度考えてみる必要がある。

 私は、伸びる可能性を否定するものではない。
 ただ、力が落ちる危険性も考慮すべきだと考えている。
 
 夏休みは、学校が休みで授業がなくなる。つまり、勉強時間がその分減る。
 その減少分は家庭学習(自習)で補うわけだが、これができれば力を落とさずに済む。
 ただし、「学校の授業時間=家庭学習(自習)時間」では、現状維持であるから、伸ばすことにはならない。伸ばすためには「学校の授業時間<家庭学習(自習)時間」となる必要がある。

 仮に学校の授業時間を毎日4時間と考えた場合(保体・技家などを除くので)、伸ばすためには5時間とか6時間が必要で、これに従来からの(学校があるときの)家庭学習時間を2時間として加えると、1日に必要な家庭学習時間は、7時間から8時間となる。

 伸ばすために必要な、夏休みの家庭学習時間は7時間から8時間。
 これ以下だと、良くて現状維持だ。2、3時間だと確実に力は落ちる。

 もちろん、勉強の成果というものは、時間だけで図れるものではないが、こうしてみると、夏休みは伸びるだろう、伸ばせるだろうと安易に考えるのはとても危険なことであると分かるだろう。

 
 
 
main_line
main_line
プロフィール

梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
当ブログを訪問された方
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード