個別指導は進学塾じゃない

 ネットで塾の広告を見ていたら「個別指導なのに進学塾」というキャッチフレーズが目に入った。
 ん? これって何を言いたいんだ?

 素直に受け取れば、「個別指導は進学指導には適さないけど、うちはそうじゃなくて、完全進学指導体制ですよ」、って、そんなふうに聞こえる。まあ、広告コピーに突っ込みを入れても仕方ないのだが、ちょっと考えさせられたね。

 一対一の指導は、たとえば、うんと勉強が遅れてしまった子には適している。集団指導の中では、遅れて行く一方なので、こういうやり方は効果的だろう。私はこれを「治療」と言っている。教える先生も大学生のアルバイトで何とかなりそうだ。

 だが、集団で競争しながらやる、あるいは協力しながらやるという方法もあるわけで、受験指導の場合には、むしろ、こちらの方が効果があるんじゃないかという考え方もある。

 私はここのところ、勝手に塾に押しかけて授業をやっているのだが、実を言うとある実験をしている。
 それは、「競争」と「協力」によって伸ばす方法を探るという試みだ。
 特に重視しているのが「協力」の方で、生徒たちに「みんなで助け合って、みんな一緒に伸びて行こうぜ」と言っている。みんが伸びるということは、成績の良い子も、良くない子も、どっちも伸びるということだ。

 そんなうまい話があるのか?
 うん、たぶんある。ただし、難しい。一対一よりはるかに難しい。
 だから、これは学生アルバイトでは無理で、経験を積んだ先生じゃないとたぶん無理だ。しかし、この「競争」しつつ「協力」する方法は大きな可能性を秘めている。

 私もさらに研究を続けるつもりだ。(なので、私に授業をやらせてくれる塾を募集中)
 
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梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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