普通もまた個性である

 突然、個性ということについて考えてみた。

 よく、あの人は個性的だなどと言ったりするが、ということは個性的じゃない人もいるってことだな。
 しかし、それは変だろう。
 その人らしい特徴とか性格とか外見とか、そういうものを個性と呼ぶならば、全員が持っているものだ。

 だから、たとえば明るい性格が個性なら、暗い性格も個性、几帳面が個性なら大ざっぱやズボラもまた個性。
 しかし、世間では、個性というのは好ましいもの、あるいは優れたものと捉えている人が多い。つまり、個性イコール長所という考え方なんだが、私はこの考えには、ちょっと賛成しかねるね。

 人間誰しも、良いところも悪いところも持っていて、それを全部ひっくるめて、その人の個性(つまり、その人らしさだね)じゃないのかな。
 たしかに、短所とか欠点とかを直そうとするのは大事なことだよ。でもね、結局、人間っていうのは長所50%、短所50%でできてて、その割合は死ぬまで変わらない。そういうもんだと思うよ。

 つまり、個性を伸ばすとか、個性を発揮するって言うけど、そうしようとすると、長所も伸びるけど短所も伸びちゃう。長所を発揮しようとすると短所も発揮しちゃう。そういう関係じゃないかと思う。
 で、これを逆に考えれば、短所を出したくないって、そればっかり考えてると長所も出てこないってことになるね。

 結局、個性っていうのは、「良くも悪くも」なんだ。
 私なんか、自慢じゃないがものすごく暗い性格だよ。信じられないかもしれないけど無口だよ。喋るの面倒くさい。
 テレビで喋ってるだろうって? そりゃ仕事だから仕方ないからやってるだけだ。
 まあ、個性的の対義語が、画一的とか、普通とか平凡だとかすれば、私はそっちだな。でもね、普通もまた個性だよ。目立つことや風変わりなことをやればいいってもんじゃない。
  
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梅野弘之

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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