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埼玉県公立高校入試、次年度は久しぶりに変化が

 埼玉県教育局は、現在の中学2年生が対象となる2017年度入試から、理社の試験時間を50分とすることと、数学と英語の2教科について、学校独自の判断で応用的問題を含む試験を実施できるようにすることを発表した。

 理科・社会が現行の40分から50分になること。
 関東近県を見渡しても40分というのは埼玉だけであるから、これはまあ当然だ。設問数は変えないということであるから、資料問題等にも落ち着いて取り組めるようになり平均点は上昇するであろう。

 数学と英語は、出来る子と出来ない子の差が激しい。
 出来ない子に合わせて問題を易しくすると、上位校では満点が続出し選考にならない。逆に出来る子に合わせて問題を難しくすると、下位校では零点が続出し、これまた選考にならない。
 簡単に言えば、こういう理屈で、難易度の異なる2種類の問題を用意しようとなったわけである。

 応用問題を含む難易度の高い問題で入試を行うか、一般的な問題で行うかは、各学校の判断による。
 県では全公立147校中、10~15校での実施を見込んでいるという。

 学校選択問題を実施する学校は、来年3月には公表する予定だが、とりあえず勝手に予想しておこう。
●東部
春日部 不動岡 越谷北
●西部
川越 川越女子 所沢北
●南部
浦和 大宮 浦和一女 市立浦和 蕨 浦和西 川口北
●北部
熊谷 熊谷女子
 まあ、15校というと常識的にはこれらの学校だろう。

 私は、民間の模試を実施する立場なので、さあ、どう対応しようかと考え中であるが、少なくとも後半からは選択問題を取り入れなくてはならないだろうと今のところは考えている。合否判定も2パターン必要かと思うが、どちらもそれほど難しい作業ではない。

 仮に模試が2パターンになると、私立高校もいわゆる内申基準を再検討する必要が出てくるだろう。
 「偏差値70というけど、どっちのタイプの模試なの?」という話である。

 塾業界はまたまたビジネスチャンス。
 すでに難関対策コースとか講座とかを設置している塾もあるが、これらが実質的な意味を持ってくる。
 これからは単に公立対策というだけじゃ何を言っているか分からない。
 塾長の皆さん、商機到来だと思うよ。
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梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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