若いキミたちに反省など無用である

 明後日、3月2日(水)は、いよいよ埼玉県公立入試の学力検査だ。
 今さらどうでもいい情報であるが、埼玉県公立入試の仕組みは、そのスッキリさ加減では、全国でも1、2を争うのではないか。

 ほとんどの都道府県では、推薦と一般、前期と後期などの区分があるが、埼玉は1回だけ。しかも5教科の学力検査と調査書の合計点で上から順番に合格を決めて行くというものだ。一部面接実施校があり、専門学科で実技が課される場合もあるが、ものすごくシンプルだ。

 さて。
 ということで明後日の学力検査にすべてを出し切ってもらうわけだが、おそらく多くの受験生が、「もう少し早くから準備しておけばよかった」とか、「あそこをもっとやっておけばよかった」といった悔いを残しながらの戦いになるだろう。しかし、それは仕方ないことなのだ。

 若いキミたちに反省など無用である。
 私もかつては教育者と呼ばれる存在であったから、立場上、反省しろとか、それを次に生かせとか言ったわけであるが、本当を言えば、若い時分に反省などする必要はないのである。

 そもそも人間はなぜ反省をしなければならないか。
 次に同じことや同じようなことをもう一回やる。そのときに、以前を振り返っておくと失敗の可能性が低くなると思うから、そのために反省するのである。
 ということは、二度とやらないことが確実なことについては反省しなくてもいいということになる。

 ただし、受験生諸君は、この先大学入試とか就職試験とか、何度か試験を受けることになるだろうから、その意味では、どこかの段階で反省しておく必要はあるかもしれない。
 しかし、どう考えても、本番を目前に控えた今日明日にやることじゃない。後でゆっくりやってくれ。

 昨日までのことはきれいサッパリ忘れ、悔いることなく、反省すらせずに、ひたすら前だけを見て進め。