先生はなぜ名刺を持たないのか

 学校の先生はなぜ名刺を持たないか。
 そういう場面に出くわさないからである。

 校長・教頭や、広報担当・進路担当など部外者と会う機会が多い先生方は、さすがに名刺を持っているが、そうではない先生の場合、かなりの確率で名刺を持っていない。
 
 必要ないんだからいいじゃない。
 それはそうだが、社会人のくせに名刺を持たないで生きていけるというのは、生徒・保護者や同僚以外の部外者にほとんど会っていないということで、それはちょっと問題じゃないかと思うのである。

 「教員は世間知らずと言われるが、それ以外の職業にも世間知らずは大勢いる。だから、世間知らずと言われても気にするな。それよりも教員としての専門性を磨け」。
 以前に、そんなことを書いた。

 とは言え、これは程度問題であって、自分とは別の職業、異なる世界の人々と交流することは、自身の視野を拡げることにもつながるので、名刺交換するような場面はあったほうがいいのである。

 名刺なんて、特別に凝ったものにしなければ100枚作って1000円か2000円程度だろう。全員分作っても大したことはない。そのぐらい学校の予算で出せよ。

 大事なのは名刺そのものではない。それを必要とする場面の方である。本人の努力に任せるだけでなく、校長・教頭など管理職は、場面作りを後押しすべきだろう。

 ちなみに、名刺が商売道具の一つである私は、去年から季節ごとに名刺を変えている。
 埼玉県内の学校ではお馴染みの望月印刷さんに頼んだら、下の写真のような名刺が出来てきた。左から秋用(9~11月)、冬用(12月~2月)、春用(3月~5月)の順だ。夏用(6月~8月)はまだ出来ていないが、たぶん、海とか太陽のイメージになるんだろう。

 シーズン名刺

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