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平成の静かな花見と進化した「もんじゃ」に感慨ひとしおの夜

 これが平成の花見なのか。
 というわけで、本日は教育とは無縁の与太話である。
 (※与太話=出まかせのつまらない話)
 
 昨夜は、ランニング仲間に誘われて「お花見ラン」と洒落こんだのである。
 佃の「日の出湯」という銭湯を起点に、月島~勝鬨橋~永代橋~越中島と隅田川沿いをグルっと1週、7㎞ほどのランだ。

 昭和の高度成長期、隅田川は悪臭漂うどぶ川であったが、今は浄化が進み、両岸も整備され隅田川テラスなどというオシャレな名前で呼ばれている。
 林立するタワーマンションが織りなす美しい夜景、行き交う屋形船、満開の桜。たまにはこういう舞台装置の下で走らないといかんな。

 さて、平日の夜とはいえ、桜がピークのこの時期、あちらこちらで花見の宴が催されているのだが、何とお行儀がよく静かなことか。
 家族連れは子供が幾分騒がしかったりするが、サラリーマンと思われるスーツ姿の一団は、まるで「〇〇さんを偲ぶ会」でもやっているのかと思われるほどの静けさだ。

 まず、音の出るものを持ち込んでいない。これが静けさの最大の理由。
 近隣はタワーマンションとはいえ住宅が立ち並んでいるから、大声を出さない。踊りだす者もいない。
 酒は飲んでもタバコを吸っている者がいない。禁煙・分煙が徹底してきたということだ。
 座り方はほとんど整列状態。
 ゴミは跡形もなく全部お持ち帰り。

 ね、すごいだろ。昭和のわれわれには真似のできないことだ。
 ま、上野公園あたりに行けば、また違った光景を目にすることになるのだが、それだって昔に比べりゃ、はるかに上品だ。

 われわれ年寄りは、しじゅう「今の若者は」と言うが、オレたちそれほど立派だったか。
 そりゃあ、まだまだマナーを守れない連中だっているが、公共の場でのふるまい方という点では、かれらに一歩も二歩も譲らねばなるまい。

 と、ランニングの合間にも観察を怠らないのは、一種の職業病みたいなものである。

 走った後は、下町風情漂う銭湯で常連とおぼしき爺さんたちにちょっと遠慮しながら汗を流し、月島名物「もんじゃ焼き」を食うというお決まりのコースをたどる。
 半世紀近く前、初めて「もんじゃ」を食ったとき、これはもう一生食わなくていいと思ったが、どっこい今や立派な看板メニューとなり、大の大人や若い女性が大喜びで食しているではないか。外国人の姿も見受けられる。
 昭和の駄菓子が、平成に入ってこんなにも進化を遂げていたのかと、感慨ひとしおの夜であった。

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梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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