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マラソン界恒例の代表選びゴタゴタレース始まる

 またもや日本マラソン界恒例の謎多き代表選考が始まったみたいだな。

 先日(1月31日)、3つある国内代表選考レースの一つ大阪国際女子マラソンが行なわれ、福士加代子(ワコール)が2時間22分17秒の好タイムで優勝した。

 3人の代表のうち、すでに一人は内定している。
 「世界選手権(8月、北京)で入賞した日本人最上位者には内定を出す」
 この条件をクリアした世界選手権7位の伊藤舞(大塚製薬)だ。
 7位というのも、2時間29分48秒というのも物足りないが、一応、そういう決まりだったから仕方ないだろう。

 さて残り2枠。
 「国内の選考3大会で、それぞれ日本人3位以内に入ることが選考対象となる条件」
 その上で。
 「日本陸連設定記録(女子は2時間22分30秒)を突破した者がいれば1人を優先的に選出し、残りは順位やレース展開などから総合的に判断する」

 であれば、福士加代子は内定でいいのではないか。
 と、多くの人は思ったが、そうはならなかった。

 さいたま国際、大阪国際に続く、第3の選考レース・名古屋ウイメンズ(3月13日)が残っているからだ。
 ここで日本人3位以内に入った選手が福士を上回るタイムを出すかもしれないじゃないか。そういう理屈だ。
 たとえば昨年同大会で、前田彩里(ダイハツ)は4位ながら(日本人1位)2時間22分48秒で走っている。その前田も出場するし、木崎良子(ダイハツ)、田中智美(第一生命)ら有力選手も出走予定だから、確かにその可能性がないとは言えない。

 さてさて、面白いのはここからだ。
 何と福士加代子が、名古屋ウイメンズに出場検討というニュースが流れているではないか。

 本気ではないと思う。
 変人・川内優輝ならいざしらず、リオ五輪半年前に2レースやるやつがどこにいる。

 一つは、陸連設定記録を上回り、日本人3位以内どころか外国人にも勝って優勝した自分をなぜ内定にしない。何ならもう1回走って優勝してやろうかという陸連に対する抗議と嫌味、さらには自分を選べよという牽制。

 また、名古屋ウイメンズ出場選手に対しては、「お前ら、2時間22分以内が条件だからな。そのつもりで走れよ」というプレッシャー。
 マラソンというのは、勝負(順位)を意識しながら記録も狙うというのは、なかなか難しいものなのだ。
 つまり、福士選手はゆさぶりをかけているわけだ。

 まあ、こんな状態だから、いつものようにもめにもめるんだろうな。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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