学力中心、記述中心の群馬県公立入試について調べてみた

 今日、3月9日は、埼玉では明日の合格発表(正式には「入学許可候補者」の発表)を前に、選抜会議が行なわれる。

 また、群馬では後期選抜・学力検査の第2日目だ。
 そこで今回は、ちょっと群馬の話をしてみようと思うのだが、関東ではもっとも遅い日程となる群馬県公立の学力検査は、2日間かけて行われる。昨日が国数社、今日が英理。
 2日間も緊張を強いられる群馬の受験生は大変だ。

 トップ校の前橋あたりになると、学力検査と調査書の割合が9対1という完全な学力検査中心の選抜。
 問題は全県共通で、基本は5教科各100点だが、学校により傾斜配点を採ることもできる。前橋だと国数英は150点。

 他県と少し変わっているのは、試験時間も45分から60分の間であれば、学校ごとに決められることだ。同じ問題を難易度の高い学校が60分で行ない、低めの学校が45分で行なったりしている点が興味深い。

 各教科内の、問題ごとの配点は県が定めているが、これも学校の判断で増減することができる。その実態はよく分からないが、難しい問題の配点を少し高めにする学校があってもいいし、逆に易しい問題の配点をやや高めにする学校があってもいいということだろう。ここも面白い。

 解答形式も徹底した記述・論述型だ。 
 ちょっと見にくいが、下図は、昨年の群馬県社会の解答だ。
 記号選択問題を赤で囲ってみたが、大問ごとに2題までという作りになっている。
 答える受験生も、採点する先生も大変そうだ。

 群馬県社会問題04

 まあ、こんな調子であるから、群馬の受験生が東京や神奈川の問題を見たら、「楽でいいな」と思うかもしれない。
 私は、記述・論述対策には群馬の問題がいいと以前から言っているのだが、来年の受験生諸君、あるいは塾の先生方、ぜひ参考にしていただきたい。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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