落ちた悔しさは、そのまま冷凍保存

 明日は埼玉県公立入試の合格発表。

 募集人員約4万人のところに約4万7千人が志願しているから、7千人ぐらいが不合格となる計算だ。
 欠員募集もあるが、公立不合格者の多くは、併願で受けておいた私立に進学することになるだろうから、私立の先生方、あとはよろしく頼む。

 明日、残念ながら不合格になるかもしれない7000人の受験生に前もって言っておこう。
 思いっきり悔しがって、いいんだぞ。
 何なら泣きわめいてもいい。ただし、人前はまずい。小学生じゃないんだから。それと、人に当たり散らすのはやめてくれ。15歳としてはみっともない。

 私は慰めないぞ。気休めは言わんぞ。
 「よく頑張ったんだから、いいじゃないか」。
 それは、親や身内や、友達が言う言葉だ。そして、有難い言葉だ。

 だが、死ぬまで「先生体質」の私は、そうは言わない。
 失敗したり、思い通りの結果が得られなかったりしたときに、全然悔しくないなんて人間は、ろくな大人にならんと思うからだ。

 合格と不合格では、気分の上では天国と地獄ぐらいの差があるだろうが、実は学力の差は1問か2問の差ぐらいしかなく、もう1回やったら、半分ぐらいの受験生は、天国から地獄へ、地獄から天国へと入れ替わってしまうかもしれない。

 入試とは、その程度の話でしかないのだが、そう思うからこそ余計に悔しい。
 だったら、その気持ちを鎮めようとせず、他の何かと置き換えようとせず、そのままの状態でとっておいたほうがいい。

 悔しさはエネルギーである。
 落ちた人は、悔しさエネルギーを、その質量のまんま、家の冷凍庫にでも保存しておいてもらおう。
 すぐではないが、いつか必ず使う日がやって来る。

 去年は浦高、その前は浦和一女、では明日はどこの合格発表を見に行こうかと思案した結果、川口北に行ってみることにした。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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