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県内唯一の看護科、常盤高校

 今年も専門学科校訪問の季節がやってきた。
 「よみうり進学メディア埼玉版」では、毎年6月、「専門分野を学ぶ」という特集を組んでおり、今年もまた、何校かの専門学科校を訪問することになった。

 最初の訪問校は、県立常盤高校(看護科)だ。
 今年で創立47年。もちろん県内唯一の看護科で、かつては常盤女子高校と言ったが、現在は男女共学である。1学年80人の中に、男子生徒は1~2人。
 同じ敷地内に「専攻科」が併設されており、全員がそのまま進学するので、実質的には「5年制の学校」ということになる。

 外観は普通の高校と変わるところはないが、中に入ってみると、廊下は広めにとってあり、ところどころに実習用のベッドなども置いてあったりして、医療系の学校に来たのだと実感できる。

 看護科の先生は、実際に看護師経験のある人がほとんどだという。
 「看護師常駐の学校とはうらやましい」などとつまらん感想を持つのは、私がいつどこでぶっ倒れてもおかしくない年齢になったからである。

 今日は、血圧測定の実習を見学させてもらった。
 そんなもの、オムロンとかテルモの血圧計で誰でもできるんじゃないの?
 って、そこが素人の浅はかさというものだ。医療というものを甘く見ちゃいけない。

 何にだって科学的根拠というものがある。よって、生徒たちは、きちんと理論的背景を学びつつ、実践的技術を習得して行くのだ。何と言ってもかれらはその道のプロフェッショナルを目指しているのだ。

 プロフェッショナルと言えば、同校は、文部科学省からスーパープロフェッショナルハイスクール(SPH)に指定されている。
 大学や、医療機関などと連携しながら、より高度な専門知識や技術の習得を目指すもので、看護科としては全国の公立の中で唯一の指定校だ。

 こうして国や県の財政的支援を受けていることもあって、ICT教育(コンピュータを使った教育)も進んでいる。今日の実習でも、タブレット端末や電子黒板を駆使した授業が行なわれていた。

 一連の測定をタブレットで録画し、互いに検証し、討議する。これは正しくアクティブラーニングの手法なのだが、それを可能にしているのは、生徒各自の入念な準備(予習)である。ノートを見せてもらったが、驚くほどよくやっている。好きで志した道とは言え、立派なものだ。
 頼むぞ、未来のナイチンゲール。って、ちょっと古いか。

 常盤高校001

 常盤高校002

 常盤高校003

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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