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この「部活っぽさ」はなぜなんだ

 専門学科取材シリーズの最後は、県立芸術総合高校で、そのレポートを書こうと思うが、その前に(考えたことを忘れないうちに)、一本。

 この「部活っぽさ」は何なのか。
 という話。

 専門学科の授業を見て、「なんか、雰囲気が部活っぽいよな」と感じて、ずっと理由を考えていたのだが、ようやく答が見つかった。

 礼儀正しいとか、目的意識が高いというのもあるが、これは専門学科だけの特徴というわけではあるまい。
 私の見つけた答えは、「先輩、後輩の関係」と「チームワーク」。

 専門学科においては、先生と生徒の関係が、先輩後輩の関係になる。
 たとえば、先週行った常盤高校の場合で言うと、生徒は全員が看護師を目指している。先生は、今は教員だが、元はと言えば看護師である。つまり、生徒から見た場合、同じ職業の先輩ということになる。
 花咲徳栄の食育実践科の場合でも、先生は調理師や管理栄養士としての先輩だ。

 生徒にとって、先生は単に先生であるだけでなく先輩でもある。先生の側も、自分たちの後を継ぐ後輩を育てるという感覚が生まれやすい。
 そこで、先生と生徒を超えた、先輩と後輩の関係が生じ、それが「部活っぽさ」を生み出しているのではないかというのが、私の見立てだ。

 実習は正にチームワーク。リーダーがいて、役割を分担し、協力し合わないと、作業が進まない。このあたりも、キャプテンを中心に、部員が力を合わせて目標に挑む部活に似ている。

 まあ、私の見立てがどれだけ当たっているか分からないが、少なくとも、自分が選んだ道なのだから、嫌々やっている生徒はいないわけで、そんな中で、「厳しくも優しい先輩である先生」がいて、「同志とも言える仲間」がいれば、いい意味での「部活っぽさ」が漂ってくるのも当然じゃないかと思うのである。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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