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答が出ないのは、問題がはっきりしていないから

 事業に失敗したフデキ社長の場合、どうやら私よりパソコンに向かっている時間が長いようである。
 ある時、「あなたは、パソコンで何をやっているのか」と聞いてみた。

 ちなみに私の場合、パソコンに向かっているのは、原稿を書いているとき、講演会などの資料を作っているときなど、基本的に作業をしているときである。

 フデキ社長は、ネットをあれこれ閲覧している。
 私も、そういうことがないわけじゃない。原稿を書いているとき、いわゆる「裏をとる」という作業が発生するからだ。

 フデキ社長は、一体、何をしているのか。
 「何か、ビジネスのヒントになるようなことがないかと思って…」

 ああダメだ、ダメだ。これだから失敗するんだ。

 いいか。いまヒントって言っただろう。
 ヒントっていうのは、答を持ってるヤツ、答がもうここまで出かかってるヤツ、そういうヤツにしか役立たんのだよ。

 たしかに、ネットの中にも、テレビの中にもヒントはあるよ。
 でも、そのヒントを生かせる人と、そうでない人がいるわけだよ。言い方を変えれば、ヒントが隠されているのに、それに気づかない人がいるってことかな。

 じゃあ、気づく人と、気づかない人の違いは何なのか。

 こいつは簡単な話だ。
 答えの前に、あるいはヒントの前に、「問題」があるわけだ。
 学校なら先生が問題を出してくれるけど、社会人、ましてや自分で会社を作った社長には、誰も問題を出してくれないんだ。

 だから、自分で「問題」を作る。
 これが出来てないヤツが、そもそも自分の中で「問題」が明らかになっていないヤツが、ヒントや答えを求めて、ネットを眺めている。こんな滑稽な姿はないわけだな。

 欠けているのは「問題」を作る能力。
 自分は何をしようとしているのか。
 自分は何をしたいのか。

 問題がはっきりしてくると、世の中にはずいぶんとヒントがあふれているものなんだよ。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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