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見たくない真実に目を向ける勇気

 今日は一日中、新聞に載せる原稿を書いていたのだが、その中に、こいつは新聞社から書き換えを求められるかもしらんと、自主的にボツにした部分があるので、それを紹介しておこう。

 受験勉強では、過去問は早く手がけたほうがいい。それは内容や形式やレベルをあらかじめ知っておいたほうが、目標・計画や対策が立てやすいからだという話の中で、こんな例えを挿入した。

 「さあダイエットするぞと思ったヤツが最初にやるのは体重計に乗ることだろう。いま何キロか分からなかったら減量目標が立たないからだ。それとも、『どうせデブだし、がっかりして自信をなくすだけだから』と、事実から目を背けようとするのか。『どうせ出来ないから』と過去問を見ようとしない人は、このデブに似ている」

 これが何でボツかというと、デブは人を不快にさせる言葉だから新聞では使わないでくれと言ってくるに決まっているからだ。じゃあ、ポッチャリにするかとも思ったが、それでは言いたいことが伝わらない。
 だから、別の例え話に換えた。

 たしかに見たくない真実というものはある。不都合な真実ってやつだ。
 見ようが見まいが、真実は真実なのであるが、見る勇気がない。
 健康診断や検査を受けたくない心理も、これかもしれない。

 しかし、人間っていうのは弱いもんだね。
 私も、他人には「真実から目を背けるな」と説教できるが、自分に、真実から目を背けない勇気があるかというと、ほとんど自信がない。

 本当は、不都合な真実にできるだけ早く目を向けたほうが、正しい対策もとりやすく、またその結果、ものごとを自分にとって良い方向に持って行けるのだが、それができない。

 さてと、近頃ベルトがちょっときつめになっているから、体重計に乗ってみるか。体脂肪率も20%を超えちゃってるかな。ああ恐ろしい、ああ見たくない。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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