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若者に「夢を持て」と言いながら、いざ夢を語ると「現実」を持ち出す悪い大人

 日ハムの大谷翔平が一番打者で登場して、初球ホームランをかましたと思ったら、そのままピッチャーとして相手を0点に抑えて勝利投手。
 まるで野球漫画じゃないか。

 大谷がプロに入ったとき、いろんな意見があった。
 記憶では、「投手で行くべきか、打者(野手)で行くべきか」という議論が主で、「両方でいいじゃん」という意見は少なかった。
 その後3シーズンを経て、今では二刀流面白いじゃないか、という意見も増えてきた。結果を見ての論である。

 さて、われわれは、二つの並外れた素質を持つ若者に、「両方やればいいじゃないか」と言えるかどうか。
 私はたぶん、「どちらかに絞れ」と言うだろう。いや、たしかにそう言ってきた。「世の中はそんなに甘くはないぞ」、とか「プロの世界は厳しいぞ」とか言いながら。

 今にして思えば、言ってる私も若かった。自分の将来さえも分かっていなかったくせに。

 しかし、この年になると分かるね。
 本人が、「どっちかに絞ったほうがいいんじゃないか」と思うまで、やらせればいいんだよ。これは別に大谷翔平の例を見たからじゃない。

 生徒「僕は東大に入って、オリンピックにも出たいと思います」
 先生「アホ抜かせ。そんなヤツ、今までいねえよ」
 生徒「だったら、僕がその最初の人になります」
 先生「あのな、ガキじゃねんだから、いつまでも夢みたいなことほざいてんじゃねえ」
 生徒「でも学校のパンフレットに『夢の実現』を応援するって書いてありましたけど…」

 そうだったな。大人は「夢を持て」とか「希望を持て」とか言いながら、いざ若者が夢を語ると、「現実」を持ち出して、それを打ち砕くんだ。
 こいつは考え直さなくちゃいかんな。


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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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