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文系・理系を決めつけると面白い人間が育たない

 午後の遅い時間に都内の私立高校を訪ねたため、いつもよりブログ更新が遅れてしまった。

 都心の学校は、通学にいろんな路線が使えてうらやましい。東西南北どっちの方向に進んでもJRや私鉄、地下鉄の駅がある。
 埼玉の学校だと、ちょっと方向を間違ったら山に登ってしまうか、川に水没してしまうかもしれない。

 さて、その学校で、進路指導の話題になった。
 文系・理系を2年で分けるべきか、3年で分けるべきか。

 大学受験のことを考えると、早期の文理分けが有利という意見がある。
 しかし、2年で文理分けをしようとすると、極端な場合、1年の1学期に希望を取らなければならない。
 つい昨日入学したばかりの生徒に、そんなこと聞いて分かるか。
 だから、結局かれらは、数学嫌いだから文系、英語苦手だから理系、その程度のことで決めてしまう。

 進路のことは、「絞る前に広げる」時期がなければならない。私は、そう考えてきた。とりあえず広げるだけ広げておいて、その後だんだん絞って行く。
 そう言うと、理想論だと反論する先生がいるが、だったらパンフレットやなんかに「夢」だの「未来」だの「可能性」だのを使うのをやめてもらおう。
 という話は、以前にも書いた気がする。

 物理と文学が好きなやつがいて、音楽と体育が得意なやつがいて、歴史と数学が趣味なやつがいたら世の中面白いだろう。
 人間を文系・理系の2種類に分けてしまうと、しかも早い段階で決めつけてしまうと、面白い人間が育たなくなるので、大学受験でのアドバンテージを得るための早期の文理分けには反対。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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