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都知事給与、半減より倍増でいいんじゃないか

 東京都の小池百合子知事(64)が、知事給与を半減する条例案を都議会定例会に提出する考えを示した。
 まずいな。

 現在、年収約2900万円。これを半減させると約1450万円。そこらのちょっと高給取りのサラリーマンと変わらんじゃないか。

 給料が安いとどういう弊害があるか。
 知事の給与なんてあてにしなくていい資産家が、名誉や権力欲しさに立候補するようになる。東京都知事については当てはまらないかもしれないが、地方議員にはありがちだ。

 日本では、富と権力が必ずしもリンクしていなくて、それがいいところなのだが、物事なんでも程度問題だ。
 議員の給料が高いとか、公務員や先生の給料が高いとか言うが、では、下げたらどうなるか。おそらく質の低下を招くだろう。企業だって、優秀な人材を集めたければ、世間よりましな給料を払おうと努力するのだ。

 議員は選挙という手段で「クビ」にできるが、公務員を「クビ」にする手段がない。まったくないわけではないが、ほとんど機能していない。さぼっても失敗しても「クビ」にならない人間が、自分より高給取りだったら、そりゃ誰だって腹が立つだろう。
 中には、公務員になる権利は等しく与えられているのだから、うらやましかったら自分もなればよかったじゃないかという人もいるが、そういう問題じゃない。

 大事なのは、仕事の難易度や責任の重さや、負うべきリスクと報酬とが見合っているかということだ。
 そう考えると、都知事と年収1500万はいかにもアンバランスではないかと思えてくる。サラリーマンや公務員と違って何十年もできる仕事じゃないんだから、半減どころか倍増したっていいくらいだ。

 人気絶頂の小池都知事が、今さら人気取りのために、このようなことをするとは思えないので、何か別の政治的な狙いがあるとは思うが、政治を志す若者が希望を失くすようなことにならないか心配だ。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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