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プロは「勉強しろ」なんて言ってはいけない

 埼玉栄中高の塾対象説明会。
 11時から12時まで1時間の予定。

 説明会における校長挨拶には大きく二つのスタイルがあって、一つは文字通りご挨拶ということで短時間に終わり、あとの具体的な話は教頭や募集責任者に任せるもの。
 もう一つは、校長自身が学校の教育方針その他について、かなり突っ込んだ話をするもの。
 どちらでも結構だが、埼玉栄はだいたいにおいて後のスタイルだ。

 冒頭、司会者が「はじめに校長の話を20分」と、わざわざ断りを入れた。佐藤光一校長の話は面白いから、こちらとしては別に何分でもいいよという構えだが、運営を担当する先生方は、後のスケジュールを考えて、校長の話が延びるのを警戒したんだろうね。
 しかし、担当者の願いも空しく、やはり佐藤校長は30分以上熱弁をふるった。もっとも、担当者は、最初から30分を想定して、20分と言っておいたのかもしれない。

 それでも、次に登場した中学入試責任者は、「校長が30分以上にわたって説明したので、私の方からは簡単にポイントだけ…」と、校長の時間オーバーにツッコミを入れることを忘れなかった。アッパレ。

 後で佐藤校長に、「時間オーバー、チクリとやられてましたね」と言ったら、「いやあ、分かってるんだけど、言いたいことたくさんあってね」と、全然気にしてない。まあ、楽しそうな学校でいいじゃないか。

 で、佐藤校長の話なんだが、何しろ30分以上あったので、簡単にはまとめられないが、「(教育の)プロであるわれわれは、『勉強しろ』という言葉を使わずに、生徒をその方向に向かわせなければならない」という話が、特に印象に残った。
 その通りだね。

 勉強しろとか、練習しろとか言うだけなら、ど素人でもできる。
その言葉を使わずして、どう生徒を導くか。私も現役時代はずっとそれを考えていた。今日集まった塾長たちもそうだろう。

 埼玉栄でも、勉強しろと言わずに勉強させるために、ハードとソフトの両面から勉強したくなる環境づくりに努めている。 
 ついつい完成したばかりの新校舎に目を奪われがちだが、こちらはハードの方だ。
 私はむしろソフト面に注目しているのだが、今日はこの後、別の学校を訪ねなければならないので、その話はまた後でゆっくりやりたいと思う。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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