敬老の日だから、老人の主張

 三連休の最終日は「敬老の日」でもあるが、意識している人は少ない。だが、敬老の対象かもしれない私ですら、ああそう言えばという感覚だから仕方ない。総務省の発表によると、65歳以上の高齢者は、いまや総人口の27.3%に達しているということだ。

 私は年齢的には、いわゆる年金生活に入れるのだが、現役を続行している。そういう元気な高齢者が増えれば、若い世代の負担も少しは軽くなろうというものだ。

 と言って私は、年金生活をしている人を非難しているわけではない。それぞれの生き方は尊重されるべきだ。ただ、自分の場合、気持ちの中で、まだ年金をもらう権利が発生していないのである。

 人は、幼い時は他人の力に頼って生き、うんと年をとったら再び他人の力に頼って生きる。だとすれば、その間の数十年間は、自分の分だけでなく、いまだ幼く働けない者や、年老いて働けなくなった者の分まで働かなければならない。
 
 そう考えたとき、私の働き、すなわち世の中に対する貢献は、いかにも不十分である。だから、もうしばらく現役を続行し、少しでも社会に貢献しなければと思う。

 以上、成人の日の青年の主張ならぬ、敬老の日の老人の主張である。

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