6学年がそろった中高一貫の開智未来

 加須にはすっかり慣れた私である。
 つい最近、同じ加須市にある花咲徳栄高校に週に三度行ったが、今週は開智未来中高に三回。
 今日は開智未来の完成式典だ。

 ところで何が完成かというと、6年前、中高一貫校として開校して、その中学第一期生が今年高校3年生となり、6学年の生徒、先生が全部そろったので、それで完成ということだ。何十周年式典みたいなものは何度も出席しているが、こういうのは初めてだ。

 同校は、事実上の廃校となった埼玉県立北川辺高校の跡地に建てられた。
 公立の校地・校舎を引き継ぐ形で私立が新しい学校を作ったのは、全国でも初のケースだという。

 今日の式典だが、よくあるお堅い儀式ではなく、生徒が主役となった手作り感たっぷりの楽しいイベントだった。
 司会進行は先生ではなく男女の生徒。全部英語で進行。
 式典は、来賓らの待つ体育館に、800人の生徒が入場してくるところから始まった。普通とは順序が逆だ。
 入場し終わった生徒は、着席することなく、来賓・保護者らを四方からぐるりと囲むように立ち、校歌を斉唱。今日の式典では、壇上には来賓席も、理事長・校長先生の席もなく、全員が同じフロアーに席をとるという斬新なスタイルだった。

 生徒が企画し、生徒が運営し、生徒が参加する式典。
 教員経験者として言わせてもらえば、先生が全部仕切ってしまった方が、そっちのほうがよほど楽で、生徒をからめるといちいち面倒なのだが、その労をいとわないのが、この学校のやり方なのだ。
 いいものを見せてもらったと思う。

 開智未来完成記念式典01
 玄関付近に設置されたメッセージボード。生徒に便利、私のような来訪者にも便利。
 開智未来完成記念式典02
 この6枚セットのパネルは先生(たぶん教頭先生)の作。いい腕してる。
 開智未来完成記念式典03
 高3生(第1期生)はさすがに大人びている。中央付近でマイクを持つ男子生徒。お礼の言葉を述べているのだが、これが実にすばらしく感動ものだった。見事に6年間の成果が出ているね。

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