横綱になれるか埼玉栄出身・豪栄道

 埼玉栄高校出身の大関・豪栄道が九月場所で優勝した。まずは目出度い。
 横綱・白鵬不在の場所とはいえ、巡って来たチャンスをものにした根性は立派。同年齢の稀勢の里は何度も優勝のチャンスを逃しているんだから、それに比べれば大したものだ。

 豪栄道は関脇を14場所も務めて、ようやく大関に昇進した。関脇時代の平均勝ち星は9勝。大関昇進後、先場所まで12場所の平均勝ち星が四捨五入でようやく8勝。どうもあまり強そうな気がしない。今場所もカド番で、負け越せば関脇に陥落するところだった。

 来場所も優勝すると2場所連続優勝という横綱昇進条件を満たすのだが、どうだろう。もしかしたら最初で最後のチャンスかもしれない。
 というのは、豪栄道はすでに30歳で、これから横綱になるというより、横綱を引退する年齢なのだ。
 現在の横綱大関陣は、ほぼ同世代で、中学生にたとえていうと、中3に横綱・白鵬と日馬富士、中2に横綱・鶴竜、中1に大関・稀勢の里と豪栄道という関係なのだ。

 横綱と大関の違いは、大関は負け越せば関脇陥落で済むが、横綱が負け越したら即引退に追い込まれることだ。
 豪栄道にはここまで来たら横綱になってもらいたいが、なるのは大変、なってからはもっと大変だ。


 さすが地元紙・埼玉新聞。埼玉栄高校出身ということで1面トップでの扱い。(平成28年9月25日付) 
 豪栄道優勝

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