スピードが改革の成否を決める

 夏休みが終わってから、何人の校長に会っただろう。20人、いや30人かな。

 ちなみに、校長は本来、「校長」でいいんだよ。「校長先生」と呼ぶ場合もあるが、会社で「社長」を「社長さま」と呼ばなくてもいいのと同じ。

 校長は常に学校の改革を考えている。
 改革は、悪いことがあろうがなかろうが必要なことで、発展・成長・進歩などの言い換えである。

 話を聞いて私が思うのは、改革の方向性はみんな一緒なんだなということだ。目指す方向は、学校ごとにそれほど違うわけではない。教育を突き詰めて考えて行くと、だいたい同じ結論に行きつく。

 違いがあるとすれば、優先順位のつけ方だ。
 これは学校ごと(校長ごと)にかなり違うように感じる。
 私も仕事の上で、何を優先させるかについては日々悩み続けている。順番を誤ることも多いのだが、このことは、また別の機会に述べるとして、もう一つ違いを感じることがあるので、そっちの話をしよう。

 スピード感。

 これはかなり違うと思う。
 指し示す方向はみんな一緒。だが、スピード感が伝わってくる人と、それがあまり伝わってこない人がいる。
 
 塾の先生なんかも、私立の校長の話を聞く機会は多いと思うけど、この間言ってたことが、次に会ったときには、もう実行に移されていたみたいなことってあるでしょう。

 私は校長という仕事は経験したことがないから、想像で言うのだが、結局、改革の成否というのは「いつ、やるか」で決まるんじゃないかと思う。グズグズしていたら事態は悪くなるばかり。
 教育というのは、子どもたちの将来がかかっているのだから、慎重さが求められるのは当然だが、良かれとおもったことは、ぐんぐんとスピードを上げて実行に移してもらわないといけない。

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