TVカメラに向かって授業やるのは難しい

 テレビ番組の収録のため、一日中局内で過ごす。
 今日の天気はどうだったの? そんな感じ。
 
 毎日、それを仕事にしている塾の先生でも、目の前に生徒がいない場所で、テレビカメラに向かって授業をするのは難しいようだ。AD(アシスタント・ディレクター)が、残り時間何分何秒とか、ボードをちらつかせるから、それも気になる。
 だから、何度もとちって、撮り直してる。

 しかし、こういうのを見てると、やっぱり授業というのは、生徒とのやり取りが大事なんだと思い知らされる。いわゆるコミュニケーションというやつだ。
 どうも分かってなさそうだと思ったら、質問して確認するとか、少し集中が途切れてきたかなと思ったら、話題を変えてみるとか。普段の授業だと、そういうことができるが、カメラとスタッフ相手じゃ、何の反応もない。

 よくバラエティやなんかで、スタジオにお客さんを入れて撮っているが、反応が見えるから、出演者にとって話しやすいんだろうね。 それと、時々、カメラをお客さんに向けることで、「ここは笑うところですよ」とか「驚くところですよ」という情報を視聴者に伝えることもできる。

 ちなみに、こういう時は、男を呼んじゃだめ。とにかく反応が薄い。中高年男性なんぞは最悪(自分のことだけど)。
 その点、女性はコミュニケーション上手だ。体全体で反応してくれる。
 私はときどき講演会などに呼ばれるのだが、そういう時は、まず聴衆の中から、一番反応が良さそうな女性を発見しようとする。そして、その人に話しかけるように喋ると、非常に良い塩梅(あんばい)となる。私と同年代のオヤジはガン無視だな。「あなた、ナニ怒ってるの」という顔つきで、こっちを見てるから。

 そんなわけだから、今度はいっそ中学生をスタジオに呼んで、その前で授業をやるような番組を作ってみようと思う。そうすると先生たちも、実力を発揮しやすいかもしれない。

 明日も丸一日収録だ。

 言い忘れたが、11月14日から約2週間、テレビ埼玉で放送する「公立入試の傾向と対策」という番組の話だ。

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