浦高、一女の共学化。こんなプランなら賛成してもいい

 もう10年以上前になるだろうか。浦高や浦和一女など男女別学校を共学化せよと求める動きがあった。
 学校内部から起こった声ではなく、いわゆる市民グループや一部県議が活発に動いたのだが、卒業生・在校生・保護者など当該校の関係者は、ほぼ反対であり、結局この動きは実らなかった。

 県内私立高校は、こうした外部の意見とは関係なく、自らの意思で共学化している。
 大宮開成・星野・細田学園・山村学園などは女子校から、叡明は男子校(小松原)からの共学化だ。近く、浦和麗明も女子校から共学となる。
 動機やねらいはそれぞれだが、生徒募集の強化、進学指導の強化などを考えたものだと思われる。

 公立の別学校は、浦高と一女、川越と川越女子のように、同じ地域に男子校と女子校がセットで存在しているので、これによって女子の学校選択が制限されているとは言えない。むしろ、共学があって、別学もあったほうが、選択の幅が広がるし、学校の特色も発揮しやすいので、無理に共学化を図る必要もあるまい。

 私は、公立別学校の共学化については、絶対反対というほどではない。同時にやってほしいことがあって、それが満たされるなら、賛成してもいいと思っている。
 ただ単に共学化すると、浦高がトップ校で浦和一女が2番手校、川越がトップで川越女子が2番手校になるだけだ。

 たとえばの話だが、浦高を高度なサイエンス(科学技術)教育に特化した高校にする。分かりやすく言えば、全部が理数科みたいな学校だ。一方、浦和一女を国際教育に特化した高校にする。国際バカロレアの認定を受け、帰国生・留学生をどんどん受け入れ、多くの授業を英語で行い、進学先は海外の大学というイメージ。
 両校は近いので、教科によっては、もう一方の学校の授業も受けられて、単位として認定される。
 合同の行事があってもいいし、部活も統合したっていい。先生も行ったり来たり。

 同様なことを川越や熊谷でもやる。そうすれば、足して2で割ったような学校が2つ出来上がるのではなく、特色ある学校が2校出来る。
 で、結果として共学化。
 あくまでも、たとえばというプランだが、この手の話があって、その上で共学化というなら、面白そうだから、賛成に回ってもいいと思っている。

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