「大体わかる」は立派なもんだ

 今日のテーマは「大体わかる」である。

 世の中では、「大体わかる」は、あまり良くないこととされている。
 人によっては、「大体わかる」は、わかっていないのと同じだと言う。

 だから、受験生であれば、先生から「『大体わかる』じゃだめなんだ。『完全にわかる』まで持ってかないと点数にならんぞ」などと注意され、大人になってからも、上司から「『大体わかる』とはなんだ。『完全にわかる』となぜ言わない」などと叱られる。

 しかし、ものは考えようである。
 出発点を「まったくわからない」とした場合、やや前進すると「少しわかる」になる。さらに進むと「半分くらいわかる」や「かなりわかる」になる。で、その次あたりに「大体わかる」が来て、最後に「完全にわかる」に到達する。
 
 整理しよう。
 第一段階 まったくわからない
 第二段階 少しわかる
 第三段階 かなりわかる
 第四段階 大体わかる
 第五段階 完全にわかる

 結構やるじゃないか「大体わかる」。
 いい線来てるよ。

 要するに、ここで止まるからいけないんだ。ここで満足するからいけないんだ。そこさえ注意すれば、「大体わかる」は喜んでいいのだ。ほめられていいのだ。

 さあ、みんな。「大体わかる」を目指そう。
 そもそも、「完全にわかる」なんてことは永久にないという意見だってあるくらいだ。
 「大体わかる」まで来てれば、ゴールは目の前だ。

コメント

コメントの投稿