博多陥没事故、マスコミの追及ゆるくないか

 博多駅前の道路陥没事故。
 たった1週間で原状回復するなんて神業(かみわざ)だ。
 だが、感心している場合ではない。

 市営地下鉄の延伸工事の影響ということだから、請け負っている大成建設は、意地になってやったんだろう。長引くと非難が殺到する。そうこうするうちに、オリンピックの工事でも談合してんじゃないかと、そっちの話まで持ち出される可能性もある。ここは一つ世界一のスピードで復旧工事をやるしかない。
 そう考えたのかもしれない。

 現場の機転もあって、奇跡的に死傷者が出なかったが、一歩間違えれば大惨事だ。
 本来なら、事故原因の徹底追及が必要だが、マスコミはどちらかと言うと、復旧の進捗状況に偏った報道をしていたように思う。これって、どうなんだろう。

 地域の人々にとって、ライフラインの復旧が第一なのは分かる。私も当事者だったら、「不便で困るから、早くしやがれ」と言っただろう。
 その意味では、行政も業者もよくやってくれたのだが、そもそも、こういう事故があってはならないのである。
 
 いつもだったら、施工業者をがんがん責め立てるマスコミが、今回はやけに静かなのが気になる。
 とりあえず復旧工事が一段落したところで、原因の徹底追及をやってほしいものだ。

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