設問ばっかり読んで、長文の読み方を変える

 今回、完全受験生向け。

 国語や英語の長文読解が苦手という人がいる。
 さて、どうしたものか。

 長文をしっかり読みなさい。
 たしかに、「次の文を読んで、あとの問いに答えなさい」と書いてあるからな。素直な受験生は、「ああそうか。まず読まなきゃいけないんだ」と思うよ。
 でも、のんびり、じっくり読んでいたら、時間が無くなっちゃう。

 だから、読み方というのを考えてみなくちゃならない。普通の読書と違う読み方を、だ。
 じゃあ、どういう読み方をすればいいんだ?

 それを明らかにするために、今日は、かつて私が試してみて、それなりに効果が見られた方法を紹介しよう。からっきしダメだった子が、結構点を取れるようになった方法だ。
 
 過去問を使って、設問だけを6年分読む。
 解かないんだよ。と言うより、長文自体は読んでないから、解けるわけない。

 たとえば、28年度埼玉県公立入試の国語・大問1.
 問1 ~~~とありますが、
 問2 ~~~とありますが、
 問3 ~~~とありますが、
 問4 ~~~とありますが、
 問5 ~~~とありますが、
 ~~~は、長文の中の一節だ。

 これって、どういうことか分かるかな。
 ~~~は、主人公や他の登場人物のセリフだったり、動作や行動、態度だったりするわけだが、その一節を取り上げて、「なんで、そう言ったの?」、「なぜ、そうしたの?」、「そのとき、どんな気持ちがしたの?」、と聞いてくるわけだ。

 つまり、ここから言えることは、長文は、最初から最後まで全部細かく読む必要はないということ。
 あとで、問いで聞くことは、長文の中で傍線(ぼうせん)が引かれているから、その近辺は、ちょっと頭を使いながら読む。付近に傍線がないところは、サラサラっと軽く読む。なんなら飛ばす。
 こういう読み方があるんじゃないかということは、長文をいくらながめても出てこなくて、設問ばっかり読むと何となくわかってくる。

 どうだ。ちょっと試してみないか。
 設問をチェックすることによって、長文の読み方を変えるという作戦だ。

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