目指す得点は何点なのか、そこから考えるべき

 入学試験というのは、たいていの場合、別に満点を取らなくたって合格できる。

 もちろん、満点を目指す意気込みは大変結構だが、当面、そこまでしなくたって合格はできる。
 だから、8割取りたければ目標9割、7割取りたければ目標8割という具合に、とりあえず少し高めに目標設定することから始めよう。

 合格ラインは、その年の問題の難易度や、倍率によっても変わるんじゃないか?
 そのとおりだ。
 だが、今ここで話したいのは、そこまで厳密な話じゃない。
 これからの勉強の、全体的な作戦を考えようということだ。

 仮に、自分の志望校が、5教科350点(7割)を取れば合格できそうな学校だったとしよう。
 各教科70点ずつ取れば合計350点。
 しかし、合否は合計点で決まるのだから、全教科を70点でそろえる必要はなく、80点取れる教科が1つあれば、60点の教科が1つあってもいいということになる。
 残された時間、どういうふうに力を配分するかは、よく考えたほうがいい。

 私だったら、割と得意な70点の教科を80点にするのと、苦手な教科を60点から70点にするのとでは、前者の方が早く達成できそうなので、そっちを選びそうな気がするが、そこは、いろんな考え方があっていい。
 大事なのは、ちゃんと作戦を立てることだ。

 次に、それぞれの教科で目標の点数を取るためには、どの分野の問題で何点を目指すべきかを考える。
 例として、国語で考えてみよう。
 目標は70点。
 大問2と大問4と大問5、つまり、長文読解以外の問題では過去の経験から、良い時で40点、悪い時で30点、平均すれば35点は取れそうだ。
 とすると、残り35点を、2つの長文読解で取らなければならない。しかし、いつも25点ぐらいしか取れていない。では、ここであと10点取れるように勉強しよう。
 と、こんな具合に作戦を立てる。

 もう模擬試験を受ける機会は少ないと思うが、ただ結果としての点数に一喜一憂するのではなく、自分が立てた目標に対してどうであったかを検証するということが大切である。

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