波乱要素含む、29年度埼玉県公立入試

 昨日は、読者(受験生の母)の方から、先週このブログを大量に読みましたというお便りをいただいた。
 何かの拍子にこのブログを発見されたんでしょうね。
 まあ、こういう方がいらっしゃるので、それを励みに書いているわけで、年末には、毎日更新を始めてから1000日に到達する。

 今日、たまたま電話で、さいたま市内の個人塾の塾長と話す機会があって、その中で、今度の埼玉県公立入試は、「波乱の入試になるかもしれない」という話になった。

 波乱か。
 そうならないことを願うが、たしかに準備の仕方は、これまでと違ってくるから、あるかもしれない。

 成績上位層、さらにその中でもトップグループに属するような生徒は、入試制度が変わろうが、出題内容が変わろうが、何の影響も受けない。「えっ、なんか変わってました? フツーに出来ちゃいましたけど」、てなものである。学校で1番とか2番とかいう生徒にとっては、「学校選択問題」なんて、そんなものだ。

 しかし、模試を実施している立場から言うと、明らかに受験生は、「学校選択問題対応」の出題に、いつもと勝手が違い、戸惑っている。
 「大問1で、こんなに時間使っちゃうのかよ」というのが、もれ聞こえてくる受験生の声だ。
 ただ、後で冷静に考えてみれば、ちょっと手間がかかるというだけで、超難問というわけではない。だから、二度三度受けているうちに、ちゃんと正解できるようになる。

 心配なのは、数学の最初の方の問題は、暗算でもできるチョロイ問題だから、ここは満点で通過できるだろうと高をくくっている受験生だ。
 こんな受験生が、本番で初めて、1問目から手間のかかる問題に接したら、パニックを引き起こすかもしれない。

 波乱が起こるかもしれないというのは、このことだ。
 心構えと対策ができている受験生は、いつも通りの力が発揮できるだろうが、それがない受験生は、精神的な動揺により、日頃の力が発揮できないかもしれない。
 結果、「あの子が受かったのに、なんで、あの子が落ちたの?」という番狂わせが起こる。

 「学校選択問題」は、決して難問じゃないが、なめたらいかんぞ。

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