一瞬卑怯な考えを持ってしまいそうな自分が恐い

 お笑いコンビ・ノンスタイルの井上クンが当て逃げをしてしまった。
 タクシーに接触して、そのまま逃走。
 ちょっとカッコ悪い事件だ。

 本人は、「世間に知られたら大変になると思った」と言っているそうだが、そのとおりだ。有名なタレントは、どんな些細なことだってニュースにされてしまう。
 幸い、相手のタクシー運転手に大きな怪我はなかったようだから、反省し、しばらく謹慎することだ。

 たとえば、スーパーかなんかの駐車場で車を停めようとして、先に停まっている車にこすって、ちょこっと傷をつけてしまった。
さあ、どうする。
 周りを見たら誰もいない。どうやら目撃者はいないようだ。ならば、黙ってその場を立ち去ってしまおう。
 経験はないが、一瞬そういう考えが浮かんできそうな気がする。

 正しい態度は、自らスーパーの係の人に名乗り出るとか、しばらくその場で待って、本人に直接謝罪するかなんだろうが、はたして、瞬時に判断し、そうした行動が取れるかどうか。

 結果は正しい態度を選択すると思うが、一瞬であっても卑怯な考えを持ってしまいそうな自分が恐い。わずかでも持ってしまった以上、それが実行される可能性を否定できないからだ。

 何か失敗をしでかした時に、気づかれてないんだったら、ごまかしてしまおうとか、逃げてしまおうなどという不埒(ふらち)な考えを、たとえ一瞬であっても思い浮かべない人間になるには、もう少し修業が必要だ。
 井上クンのニュースを見て、そんなことを考えた。

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