全日本エライ人選手権(北海道・東北編)

 今日からクリスマスを含む三連休。
 まあ、このブログを読む人も少なかろう。
 ということで、面白半分企画「都道府県対抗全日本エライ人選手権」である。

 各都道府県を代表する偉人を選出してみた。
 選考基準は、基本的に中学生が理解できるレベル。
 以下、結果と、選考委員会(架空)における選考経過である。

●北海道 シャクシャイン
 いきなりクラーク博士の名前を出す者がいましたが、外国人であるし出身でもないということから即却下されました。戊辰戦争の際、函館・五稜郭で戦死した土方歳三の熱烈な支持者がいましたが、土方は東京都日野市の出身なのでこれも却下され、教科書に銅像の写真が載っているアイヌの指導者・シャクシャインが選ばれました。

●青森県 太宰治
 20世紀日本が生んだ世界的巨匠、板画家・棟方志功(むなかた・しこう)の名も挙がりましたが、やはり抜群の知名度を誇る太宰治に決まりました。薬物中毒にかかり、女性関係が派手で、最後は愛人と入水自殺するという太宰の生き方は教育的ではないという意見も出ましたが、ちゃんと「走れメロス」が国語の教科書に載っているからいいじゃないかという意見に押し切られました。なお、一人だけ、三内丸山遺跡の縄文人を挙げた人がいましたが、偉人ではないので無視されました。

●秋田県 該当者なし
 幕末の国学者・平田篤胤(ひらた・あつたね)の名が挙がりましたが、高校レベルではないかという意見が出て見送られました。ほかに適当な候補がなく、最後は秋田美人ではどうか、秋田犬はどうか、秋田こまちはどうかと、投げやりな意見が出るありさまで、今回は該当者なしとなりました。

●岩手県 新渡戸稲造
 東北一の激戦区となりました。石川啄木宮沢賢治を推す声もありましたが、最終的には、初の本格的政党内閣を組織した原敬と、国際連盟の事務次長を務め、5千円札の肖像にもなった新渡戸稲造の二人にしぼられ、教科書に顔が載っているという理由と、名著「武士道」は絶対に読んだほうがいいという理由で新渡戸稲造に決まりました。

●宮城県 吉野作造
 伊達政宗で決まりだろうと思われましたが、生まれは山形県であることが判明し、脱落しました。赤痢菌を発見した志賀潔の名前もあがりましたが、教科書に顔が載っているという理由で「民本主義」を主張し、大正デモクラシーをリードした吉野作造が選ばれました。

●山形県 伊達政宗
 江戸時代の探検家・最上徳内(もがみ・とくない)の名も出ましたが、中学校レベルではないという理由で却下され、出身地ではないという理由から宮城県で選ばれなかった伊達政宗がここで選ばれました。

●福島県 野口英世
 全員一致で千円札の肖像にもなっている野口英世が選ばれました。戦前はアジア人蔑視があってノーベル賞をもらえませんでしたが、それがなきゃ北里柴三郎と野口英世は絶対にノーベル賞だよなという話で盛り上がりました。

明日は関東編。

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