無能なやつの整理好き

 今日は官公庁や企業の「御用納め(ごようおさめ)」。
 学校で言えば終業式みたいなもんだよ。通信簿は出ないけど。
 というわけで、大人たちも明日から冬休みだ。
 
「おいおい、朝からなに頑張ってるんだ」
志村「たまった書類とか名刺とかあるから整理しようと思って…」
「ああ、それダメ。やらんでいい」
志村「なぜですか。きれになったほうがいいじゃないですか」
「あのな、『無能なやつの整理好き』って言葉知ってるか」
志村「聞いたことないですけど」
「そうだろう。私がいま考えた言葉だ」

 中高生でもいるだろう。「さあ勉強しよう」、「が、その前に」というわけで机や部屋の掃除を始めちゃうやつ。まあ、たいていはその日一日は掃除で終わって、明日になったら「さあ勉強しよう」の気持ちはどこかに吹っ飛んでる。

 本当に勉強できるやつになりたかったら、掃除なんか放り投げて、いますぐ問題解けよ。掃除なんて後回しでいいんだよ。

「どうしても身の回りを小ざっぱりさせたかったら、一日に一個ずつ何かを捨てろ」
志村「捨てる?」
「机の周りは、とりあえず捨てずに取っておいたものばかりだ。つまり、捨てることを先送りしてきたものだから、バサッと捨てて何の問題もない」
志村「後で困りませんか」
「そういうこともある」
志村「まずいじゃないですか」

 要するに、捨ててしまって困るか、取っておいて書類の山に囲まれて結局必要なものを必要なときに取り出せなくなって困るか。そのどっちかの選択っていうことだ。
 机の周りを小ざっぱりさせたかったら、捨ててしまって後でちょっと困ることぐらいは我慢することだ。

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