天下りよりも「あっせん」が問題みたいだ

文部科学省の天下りあっせん問題。
 
 よく分からないのだが、元文科省の局長が退職後、早稲田大学の教授なった。これ自体は普通に考えて、それほど問題ではないね。
 誰だって再就職していいわけだし、前職の知識や経験が生きる仕事を選ぶのは当然なわけだから。

 つまり、元局長が文科省を辞めた後、自分で履歴書書いて応募して、面接受けて採用されたというなら、ただの再就職ということで問題なし。

 そうではなくて、文科省が組織として、本人の意向はさほど関係なく就職先をあっせんした。勝手に世話しちゃった。たぶん、そこが問題なんだろう。
 文科省「元キャリア一人面倒みてくれないかな」
 早大「誰ですか?」
 文科省「高等教育局長だから、後々もまあいろいろあると思いますよ」
 早大「そうですか。じゃあ、教授でいいですかね」

 とまあ、こんな感じで、本人が直接には関与しないなかで、組織と組織の間で就職の話が決まって行く。たぶん、ここが問題なのだ。
 今回の案件では、文科省側は、いわば「借り」を作った。大学側は「貸し」を作った。となれば、この貸し借りを、どこかで清算しなきゃいけない。

 それにしても、なぜ文部科学省なのか。他の省庁だって似たようなことがあるはずなんだが。
 国会では平成29年度予算の審議が始まるが、もしかして、それとのからみがあるのか。いろいろ謎の多いニュースである。

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