どうもスッキリしない横浜市のいじめ問題

 どうもイマイチすっきりしない。
 横浜市教育委員会が「金銭要求をいじめと認定するのは困難」と判断した件である。

 この件では、横浜市の岡田教育長が大いに悪者になっている様子であるが、市議会で問われて、「市の第三者委員会の答申を覆すのは難しい」と述べたものであり、立場的にはそれ以上のことは言えなかったと思われる。
 市の第三者委員会の報告を無視して、教育委員会が独自の判断をしたとすれば、そのほうがむしろ問題であるのに、そこはすっ飛ばして、一方的に教育委員会や教育長を悪者に仕立て上げるマスコミの姿勢には疑問を感じる。

 いじめを受けたとされる男子生徒(当時は児童)は、小学2年のとき、福島から自主避難してきた。以後、不登校の時期もあり、いじめとの因果関係は否定できないと第三者委員会の報告で結論づけている。
 今さらではあるが、この段階で何か手が打てなかったか。学校側の責任が問われるとしたらまずはこの段階だろう。ここで適切に対処していれば、その後のことは起きなかった可能性がある。

 男子生徒は、小学5年のときに同級生から「賠償金をもらっているだろう」と言われたという。
 やや唐突である。今どきの小学5年は、そんな知恵まで働くものなのか。
 それで男子生徒(児童)は、自宅から現金を持ち出し、同級生におよそ150万円を払ったというが、この家の金の管理は一体どうなっているんだというのが素朴な疑問である。
 金額については、学校側の調査では8万円ほどしか確認できなかったというが、それでも小学生としては十分に大金であるから、男子生徒側の親も、同級生側の親も、何も気づかなかったとしたら、そこにも疑問が残る。

 というわけで、何かモヤモヤした感じばかりが残るのである。

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