親が死んだときくらい仕事は休めよ

 プロ野球西武ライオンズの辻発彦監督が、キャンプ中を理由に亡くなった実父の通夜・告別式に参列しないという。
 まあ、個人個人、いろんな事情があるから、赤の他人がとやかく言うべきではないのだが、お出になったほうがいいんじゃないかと思う。
 仮に出ないとしても、それは今も言ったように個人の事情だから、黙ってそうすればいいのであって、いちいち球団側がマスコミに発表することもあるまい。

 働き方改革が叫ばれている折であるから、人の上に立つ人は、休むべきときは休むというお手本を示して欲しい。
 まだシーズンが始まっていないキャンプ中のことであるし、キャンプ地宮崎、実家佐賀という地理的条件を考えれば、コーチ・選手に「2、3日休ませてもらうが後は頼む」と言えば、それで済みそうなものだ。プロの集団なんだし、監督がいなくたって練習するだろう。

 これで西武の選手は、親が死んでも休めなくなったな。
 監督が、「オレはオレ、選手は選手」と言ったって、組織というのはそういうもんじゃない。

 上に立つ者は人一倍働く。それはいいだろう。そうじゃないと、下の者はやる気が起こらん。
 しかし、そのことと、休むべき時には休むというのは別問題だ。

 以前、巨人の原辰徳監督が、実父・原貢氏が心筋梗塞で倒れた際(その後死去)、遠征先から病院に駆けつけ、その間川相ヘッドコーチがチームを指揮するということがあった。こっちが普通じゃないかと思う。

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