幕張総合高校は、基本今までどおりでいい

 千葉県立幕張総合高校の入試選抜の方法について、不公平ではないか、ないしは不明朗ではないかという論調のニュースが流れていた。
 幕張総合高校は、埼玉県で言うと伊奈学園総合と常盤(ときわ)を一緒にしたような学校だ。1学年定員720人の普通科と5年生の看護科を擁する。

 千葉県の公立入試は前期、後期の2回制だが、募集人数の割り振りは前期の方が多いので、どちらかというと前期メインの入試となっている。
 前期選抜は、2日間で行われる。1日目は5教科の学力検査。2日目は各校が面接、作文、自己表現、適性検査、学校独自問題などから1つ以上の検査を選んで実施する。合否は、これら検査結果と調査書を合わせて総合的に判定される。

 問題になったのは、同校前期選抜の自己表現だ。
 自己表現とは分かりにくいが、大きく2つあって、一つは口頭での自己アピール、もう一つは「テニスによる自己表現」とか「サッカーによる自己表現」など、早い話が実技の検査だ。
 同じ自己表現でも、口頭での自己アピールだとA評価(評価はA,B,Cの3段階)はほとんどつかないが、実技の方だと大量にAがつく。しかも、Aをつける人数などを部活顧問間で事前調整していたのではないかという話もあり、今回一部マスコミが問題化したのである。


 さて、私の結論。
 「何を今さら」。

 これは一種の「スポーツ推薦」だ(文化部もあるが)。
 720人もとる学校なんだから、上から下まで学力検査の1点、2点の違いでとるんじゃなく、3分の2は学力検査重視、残り3分の1は部活動重視、そんな選抜をしたっていいじゃないか。県千葉みたいなバリバリの進学校じゃそうも行かんだろうが、中堅進学校というくらいの位置づけなわけだし、かえって特色が出ていい。
 実際、今までもそうしてきて、それで学校の評判が落ちたかというと、そんなこともないわけだから、方針としては今までどおりでいい。

 ただ、基準というか、選抜方法については、もう少し明確に示したほうがいいかもしれない。問題があるとすればそこのところだ。

コメント

無知で申し訳ないのですが、公立高校で「推薦」を実施していない場合でもこのような動きは「あり」なのですね。今回の問題で知りました。幕総を受けた知人も絶句していました。前期300点後半、自己アピールで不合格。後期で受かりましたが、複雑なようです。これから入学を控えているというのに、大々的に報道されてしまい気の毒です。

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