学校はせめて1周遅れで世の中を追いかけられないか

 埼玉県内の私立高校で、フェイスブックページを持っている学校がどのくらいあるかを調べてみた(個人用のフェイスブックではなくフェイスブックページの方)。
 結果。
 城北埼玉などほんの数校。
 フェイスブック利用者は高齢化しているようだし、若い人相手の中学高校が今さらフェイスブックでもないか。

 次に公式ツイッターがあるかどうか。
 結果。
 ない。
 在校生の緊急連絡用にツイッターを使っている学校が数校あった。
 私立学校の広報用としては、ツイッターやラインの方に可能性がありそうだが、在校生の手前、学校がこれらを積極的に使うことができるかどうか。

 学校がSNSよりも先に手をつけるべきなのは、ホームページのスマホ対応ではないか。学校名を検索して公式ページにアクセスすると、いきなりPC(パソコン)版と同じ画面が出てくる学校がある。通常、横長に設計されているPC版を、縦長のスマホの画面で見るものだから、文字が細かすぎて見えない。私の調査では、約20校がこの状態である。
 若い人はPCよりタブレット、タブレットよりスマホになじんでいる。リニューアルの機会に合わせてスマホ対応を考えたほうがいいのではないか。

 私は、教員をやめた後、広告制作会社に勤めていた関係もあって、自分の会社を作ってからはまず学校案内パンフレットの制作を請け負った。当時は、ホームページの話をしても、「ナニそれ?」という雰囲気だった。当時とは20年ほど前のことである。

 学校ホームページが当たり前になってからは、その制作もさることながら、動画の制作に力を入れるようになった。絵が動かない、音の出ないホームページでは、面白くないし、紙と一緒じゃないかと思ったからだ。
 
 10年以上前に、インターネット出願を提案したが反応は鈍く、唯一春日部共栄中高が採用してくれた。今はどこでもやっている。個別相談などの予約システムのある学校も増えてきた。

 私は、学校が世の中の一歩先を行く必要はないと思っている。それは無理だし。
 と言って、2周も3周も遅れているようでは、先々変化の激しい世の中に出て行かなければならない生徒たちがかわいそうだ。せめて1周遅れ、できれば半周遅れぐらいで世の中を追いかけられないものか。

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