教育勅語? そんなの教えねえよ

 今頃なんで教育勅語が話題になるんだ?
 あっ、そうか。森友学園がやっている幼稚園で園児たちに暗唱させてたんだ。それで野党やマスコミが「ケシカラン」と言い始めたのが発端だ。

 このブログの読者は、学校や塾の先生が多いようなので、今さらなのだが、「勅語」の「勅」は、天皇や皇帝など言葉や命令を指す言葉だ。
 「勅使(ちょくし)」は天皇の使者。これは今でも伊勢神宮などで見ることがある。私はもう20回以上は伊勢神宮に行っているので、衣冠束帯姿の勅使一行に何度か遭遇した。
 「勅選和歌集」なんていうのもあった。古今和歌集とか新古今和歌集とか。
 歴史の先生にはおなじみだが、幕末には「討幕の密勅」なんていうのもあった。

 そんな中で、明治天皇のお言葉が「教育勅語」なのであるが、森友学園(塚本幼稚園)が園児たちに「教育勅語」や「五箇条の御誓文」を暗誦させていたのは、これはもう経営者の個人的趣味のようなもので、特殊な事例だろう。

 野党議員が国会で、「教育勅語」が学校の教材として使われるのはどうかなどと質問していたが、使わねえよ。
 そういうのを殊更取り上げるのは、あんたらを支持する教員の方だよ。普通の教員は、こういうのもあったと歴史的な資料として紹介する程度だ。
 だいいち、中身が良くないから教えちゃいけないというなら、治安維持法や大政翼賛会も教えられないじゃないか。


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