「とことん頑張る派」は危ない

 年一度の生活習慣病予防健診に行ってきた。

 しかし、こういうのは、私のような年寄りが行くより、働き盛りの塾長たちこそ行くべきだな。
 みんな、ちゃんと行ってるか。
 生活は不規則で、食生活にも問題が多いんだから、検査は受けておいたほうがいい。
 ときどき検査結果が悪いと嫌だから行きたくないなんていう人がいるが、それじゃ、自信がないからテストを受けたくないと言っている生徒と同じだ。

 すでに65歳を過ぎた私がじきにくたばっても社会的な損失はたかが知れているが、まだ若い人たちは、これから家庭を築き、子供を育て、仕事もバリバリやって、大いに世の中に貢献してもらわなければならない。だから、社会的リスクという観点からも、健康管理は重要なのである。

 健康のためには、適度な運動をしろとか、食生活に気を使えと言われるが、おそらく最大の敵はストレスである。

 以前に書いたような気もするが、知り合いに健康オタクと言っていいような人物がいた。やれ、これが血液にいい、これを食うと免疫力がつく、これをやると内臓が丈夫になると、うるさいこと。
 周りのみんなは、「すごいですね。とても真似できない」と感心したのだが、真似なくて良かったのである。その人は50手前であっさり亡くなった。たぶん、健康のためにはこういう生活をしなければならない、こういうものを食べなくてはいけないということが、ストレスになっていたんだと思う。

 世の中には、はなっから頑張る気がないやつと、とことん頑張るやつがいるが、もし自分が「とことん頑張る派」であると自覚するなら、自分の辞書の中に、「まあ、こんなもんでいいか」、「まあ、しょうがないか」を付け加え、時々使ってみることだ。

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