「うんこ漢字ドリル」の次はなんだ

 「うんこ漢字ドリル」という小学生向け学習参考書が100万部突破のベストセラーに。
 小学1年から6年までに習う漢字は1006字。1字につき3例文がついているが、これがすべて「うんこ」にまつわる例文。

 たとえば。
 「春」ならば、「新春のあいさつにうんこを持って行きました」
 「視」ならば、「海外の専門家たちが、ぼくのうんこを視察に来た」
 「面」ならば、「うんこを見せたいので市長に面会させてください」
 こんな調子で、3018例文。

 何十、何百もある漢字ドリルというジャンルに、まだお宝が眠っていたか。クソッ、そこに気づかなかった。と、悔しがった編集者、出版社も多いことだろう。
 しかし、「二匹目のどじょう」をねらうのは、出版業界のセオリーとも言えるものであるから二匹目、三匹目、四匹目と続くだろう。

 重さ、長さ、体積など全部うんこで計算する算数の問題集。
 実験、観察はすべてうんこの理科の問題集。
 さて、どんな類似本が出るか。

 うんことは何と下品なとか、便秘で苦しんでいる人もいるのにとか、かならず否定的な意見が出るものだが、そこは鷹揚にとらえようじゃないか。学習参考書が売れるのは悪いことじゃない。

 うんこに気をとられ過ぎて、漢字そのものを覚えないかもしれないが、何度も見たり、書いたりしていれば、そのうち少しは覚える。それで十分。

 先生方には、うんこは極端な事例としても、「クソガキ」どもの興味を引くために、「ウンウン踏ん張りながら」、楽しい教材を「ひねり出して」もらいたい。


コメント

コメントの投稿