むしろ可能性を広げる専門学科

 先週から今週にかけて専門学科の高校を3校訪ねた。
 私はかなり授業見学をするほうだと思っているが、専門学科の授業、特に実習授業には、普通科の授業とは違った面白さがある。

 とにかく生徒は真剣だ。居眠りしてる子なんて一人もいない。
 もっとも、居眠りなんかしたら危険な場面も多いから、するわけない。
 ただ単位をとるだけではダメで、資格を取ることを目標にしているから、その点でも真剣みが違う。

 専門学科を選ぶと、何となく進路が限定されるような気がする。
 それに比べ、普通科の方は、幅広い進路選択が可能という印象が強い。

 たしかにそれも誤りではないが、いろんな専門学科を見てくると、必ずしもそうではないんじゃないかと思えてくる。
 専門的な知識と技術を身につけ、多くの資格をとることによって、むしろ可能性がどんどん広がっているのではないか。

 多くの大人が社会に出てから、「考えてみたら、何の資格も技術もないな」、「履歴書の特技・資格欄に何にも書くことないや」と、あわてて、しかも高い金を払って、資格取得に走る。ユーキャン喜ぶ。

 だが専門学科卒は、社会人になる前にすでにいくつもの資格を取得している。資格取得のプロセスも知っている。
 これって立派な武器だろう。

 向き不向きってものがあるから「専門学科>普通科」と決めつけるつもりはないが、多少なりとも興味があったら、一度実地に見てみるべきだろう。そこに自分の世界があるかもしれない。

 以上、専門学科取材のまとめである。


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